アベノマスク。
自分がアーティストだったら(←じゃない)、アベノマスクを2000枚ぐらいいただいて、壮大なるインスタレーション作品を芸術祭に提供する。
少なくとも白いマスクは森友文書のように黒塗りして、たくさんのアイロニーを込めて。
無駄にしたマスクに関わった政治家も官僚も、一切の罰を受けずに時間は過ぎていく。
無責任な仕事ゆえ、所詮、そんなものだ。
《筑肥5》承前
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ブリヂストンの聖地から投宿地への動線に存する青木繁旧居。
久留米訪問のトリガーとなったスポットでもある。
昨年、クソコロナ緊急事態宣言の発動が決まり、いよいよ本格自粛の波がやってくる3月の末。開いている観光地を探すのも厄介になって、房総半島に当てのないドライブへと繰り出した。
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この時に偶然通りかかった青木繁記念館で、小谷家のオーナー夫婦から、

「久留米市には生家があって、絶筆『朝日』の精巧な原寸複写作品が置いてありますよ」と、直接伺った。この時にインプットしておいたのが、青木繁旧居。
あらかじめオープンを確認し、電話連絡をしておいたからなのか、館長さんが手ぐすねを引いて待っていてくれた。歓待。
観覧無料。美術館ではないから、本物の作品がおいてあるわけではない。
リフォームされて大正・昭和時代のままの旧居へと入る前に、どうやらプロローグが20分あまり。園庭のベンチに腰掛けて、館長の熱弁を拝聴する。

「自分(館長)の家がここから50mほど行った、ほら、駐車場からこの道にやってきた角の木造家屋。だから、青木繁の存在は知っていたし、この家の歴史もわかっている。青木繁が亡くなってから、いくつかの変遷を得た後に、月星化成の役員寮として使用されていた。ところが、月星化成の景気が悪くなり、ここを壊して売却するという。これを聞いた地元の2人が連日、市役所を訪ねて『青木繁の生家を壊すとはなんだ』と役所の机を叩き猛抗議をしていた」

「連日の抗議に音を上げた市長が、自分(館長)と知り合いだったものだから、『荒木さん、ここはひとつ、何とかひと肌脱いでくれ』と、お鉢が回ってくる」
…これは長くなりそうだ

「市役所が遺構として残すほど資金があるわけでもなく、地元や青木繁ファンからの募金を募って、手探りで進めていった。本当は『生家』とするはずだったのに、設立委員会に招聘していた識者が『青木繁がここで生まれた証拠がない』と言い張って、結局、急遽思いついたのが『旧居』というネーミング。これは自分(館長)のアイデア」
(以下、略)
『朝日』=高精細プリントリトグラフレプリカ=(青木繁)
いよいよ旧居に上げていただき、ご自慢の『朝日』コピー作品が掲げられている部屋へと通される。畳に着席。再び、館長の講和が始まった。
都合、90分
正直、驚くほどの拘束時間であったが、何ひとつ不満はなく、却って『神奈川県からわざわざやってきてくれた』ことを歓迎してくれている意識が十分に伝わってきた。
しかも、ブリヂストンの関係者であるのだから、なおのこと嬉しいものである
展示室から眺める紅葉のパステルがとても美しい。

「今日はね、たぶん、今年一番の見ごろですよ。こんなに綺麗に咲いているのは1週間もないぐらい。紅葉もお客さんを歓迎してくれているんですね

」
庭の紅葉に目が行くたびに、こんなセリフを3度ほど語っていただろうか。
千葉の小谷さんに、久留米の荒木さん。
どうして、青木繁に関わる人たちは、常にこんなにも友好的で親切なのだろう。
おいらのスマホには、記念碑の前でツーショットを撮った写真がある。
荒木館長の「語り切った」という満足からか、満面の笑みの顔。
なんとなく、こんな歓迎を受けるかなと予想しておいたから、横浜で買ってきてもらった気の利いたお土産を手渡して御礼を告げたら、そう、ずっと先の、通りを曲がる100mを過ぎるまで、ずっと玄関前に立って手を振りながら見送ってくれた。
旅先の一期一会。バーチャルではありえない、心と心のつながり。感謝。
投宿に選んだのは福岡の奥座敷・二日市温泉
3年か4年前、地元の後輩に薦められて訪ねた日帰り温泉の快適さが忘れられない。
100坪になんとする超大浴場に、ひとりぼっち。
宴会場の騒ぎは女性税理士集団の宴会だったようで、男子風呂は朝まで快適。
さて、九州3日目の朝が来た。今日は、どこへ向かっていこう
(つづく)
■アベノマスク、年度内めどに廃棄へ 岸田首相「財政効率化の観点」
(朝日新聞デジタル - 12月21日 20:16)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6786462
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