最近、シアターで観たのは、DUNE/デューン 砂の惑星、そしてシネラで、あたしが踊る!。デューンはヴィルヌーヴらしくリアリスティックで、彼ので観たのでは、灼熱の魂に近い感じがするセンス。母子がなにか、パゾリーニがなぞるギリシャ悲劇ほどではないけれど、近親相姦的愛がうっすら見えるように思えるものがある。母の魔女的立場はハーバートはギリシャ悲劇からモティーフしているところあるのかな。リンチのジャンキーなデューンも観たくなってくる。あたしが踊る!、教育の大事さを言いつつ、北京語の浸透を目的にしたりしているのか、となったり、教育を尊ばない村長や会社の宣伝を企む起業家をさりげなく揶揄して現在の習近平思想の発芽をみたり、されど個を尊重する姿勢はおもしろかったり、エスニック風ヒップホップな歌で主人公のムーヴを捉えたり、民俗学的カメラアイと溌溂青春が上手く融合している観があり、おもしろかった。キャピタリズムの一段階がおわり、第二段階でそこに仁、義、礼、智、信で統制をとろうとするのは果たして成功するのだろうか。まずは民族同化がそれに反するものと気付かなければ、と思われる。
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