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2021年10月10日11:13

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ションベン・ライダー2

今や輝く坂上忍、今も輝く永瀬正敏、そしてオーロラ美智子。ションベン・ライダーが輝かないわけがない。キネ旬に60年代は大島渚、70年代は神代辰巳、80年代は相米慎二の時代とあったが、時代観とか時代の空気といったことだろうけれど、60年代、大島渚、なるほど、納得である、70年代、神代辰巳、なるほど、納得である、さて80年代という時代、空気をあらわすのが相米慎二、はて?となる。観ながら、長回しも文字使用も新しい波、それも気狂いピエロか、ライダーは一方でイージーライダーからとったのか、藤竜也のキャストと拳銃とキス、日活ニューアクションの精神性の体現か、と思いながら観てると、雨上がりの歌、日本的な抒情性、50年代までの作品風にも感じさせてくれ、心温まり、そしてやはり、これは映画だ、という認識、よいね。ゴッコは森田ではなく相米なのかな。しかも、真剣なゴッコである。森田はやはりかなりドライに、そしてプラスティックに(でもほのぼのと)俯瞰するゲーム感覚で、間宮兄弟にもあったモノポリーのようなもので、相米はメンコはすれど、切った張ったのシリアスな遊びゴッコ、人間味の造形を内側から放たれる。水の放射、なにかそこで、相米の時代をなにか感じる。ラストの、コマ抜きやファーストモーションへの変化やいろいろあるワンショット、遊びと志しが集約する。


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