コラテラルおもしろかった。エルエーを意識してるからかLA紀行的にも観れて、どこが写ってるのか分からないけれど気分味わえよかった。友人がおもしろいと言っていたけれど、マイケルマンはマイアミヴァイスで音楽入れてチャラチャラしてる感じで、ヒートも主演のふたりをひきたてなきゃ観で中途半端に感じたので、この作品を観なかったのだけれど、観るととてもおもしろかった。映画作家で観るのばかりだから、この作品がぎゃくにフレッシュだった。エイティーズの作品をはじめMTVみたいな音楽がガンガン鳴る作品はアメグラとスコセッシの以外は嫌いだったけれど、最近はずっとポップスを聴いてるからか、ケネスアンガーみたいにコンバインしたい欲望が出てるのもあるからチャラチャラも抵抗なくなってるのかもしれない。この時期のデジタルビデオ系、はっきりドーランとメイクですよと分からせるセンスがあるな。ビデオっぽさのシャープも気になるけど、フィルムからビデオに変わった水戸黄門のような奥行きのないフラットなものはもちろんない。追われるフォックスよりもやはりクルーズをメインに考えちゃうと、LA的ノワールに、ピカレスクロマンというよりもやはり誰とも知られずに死んでいく都会の孤独が表されている感じがして、それが哀愁する。
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