日曜日に行われた最後の琵琶湖マラソンで、
念願だった5分の壁を鈴木健吾選手が破った。
後半にはいって1キロのラップが
1分50秒台をキープし、結果は2時間4分56秒だった。
マラソンが高速時代入り、
それまでマラソン王国だった日本は、
ずっと遅れをとってきた。
1980年頃には、だいぶ世界と競っていたが、
2000年頃から世界レベルが4分、3分と記録を
縮めた一方で日本はずっと6分台で横ばいがつづき、
日本新記録に賞金一億円がニンジンになったのか
2018、20年に、5分台が2度記録された。
今回は日本新記録を33秒縮めたが
それでもまだ、世界記録とは4分20秒ほど差がある。
しかし、次の壁である3分台が見えてきたことは間違いない。
また、コンディションがよかったことも幸いし
出場選手369人中40人が10分台を切っており、
選手層が厚くなったことも、今後に期待をもたせた。
ちなみに、今回の日本新記録は
1億円の賞金制度が終わっているので、
鈴木選手は残念ながら恩恵にはあずかれない。
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