セレンディピティとは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。
平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。(wiki)
《長野2-4》承前
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軽井沢現代美術館を出て次なるミュージアムは、銀座の曰く付き画廊が経営するニューアートミュージアム。ここぞ、旧軽銀座の入り口。
『前川強 ドンゴロスは生かされている』(軽井沢ニューアートミュージアム)
路面に面したウィンドウに「隈研吾とオトニエルのコラボレーション!風通る白樺と苔の森」と記されたフラッグが掛けられていた。
そんなものがあるなんて全く知らなかった。
チケット売り場で隈研吾について伺うと、背中越しに声が掛かる。

「よろしかったらご案内しましょう」
この言葉をいただくまでの軌跡には記憶がないが、割と早い段階で受けたと思う。
胸にかかった名札を見ると館長とある。

「結婚式を挙げる方にはもちろん見学いただきますが、一般には公開していないのです。最近はコロナで披露宴もないので、ちょっと散らかってますが…」
僥倖。或いはセレンディピティ。
どこかへ出掛けるたびにこのようなホスピタリティに接し、人々の親切に手を合わせて感謝する。
《ドリスヴァンノッテンの奇跡》がそうだった。
ライレッセの大作が掲げられているということで案内いただいた高級ブティックにて、対応してくれたハウスマヌカンさんが、それはもう至れり尽くせりの接遇。ブティックを出るころには、図録までいただくお土産付き
客でもないし、そもそもドリスヴァンノッテンがなんなのかも知らなかった。
その時、マヌカンおねえさんに約束したひとつを、まだ実現していない。来年こそは、その報告でふたたびドリスヴァンノッテンへ行けますように
館長さんの後ろについて行く。ほかにもお客さんがミュージアムに訪れていたわけだが、どうしてだろう。もはやVIP気分。
カギの掛けられた裏庭を見ていたキャリーケースを持ったカップル2人。
彼らにも声を掛けて、

「特別にガーデンチャペルを開けるので、ご一緒にいかがですか」。
とてもホスピタリティに溢れた館長さんである。
ハラミュージアムアークでもシンボリックに立錐するオトニエル作、ハートのオブジェ。
そして、軽井沢にも隈研吾。

「よろしかったら中へお入りいただき写真を撮っていただいて構いませんよ。なんなら、撮りましょうか

」
大サービス。
自らに僥倖が多い理由はなんとなくわかっている。
旅行ガイドで下調べもほとんどしないし、ネットも検索しない。
前知識なくアドリブ的に好きなスポットへ行って、圧倒的な感動を得ているのが僥倖を呼び寄せる。
serendipityといえばカッコも良いが、どうにも発音が難しい。だから、僥倖。
撮影会も無事終わり、精いっぱいの感謝を館長に伝えると、名刺までも拝受した。
飛び入りのカップルは、おいらにも感謝の会釈。
tripenart のたびに serendipity がやってくる。だから旅はやめられない。←やめない。
ようやく2階の有料展示室に上がって前川強。
展示室を進むごとに作品に迫力と品が備わり、最近作には魅力が加わった。
ホワイトストーンギャラリーがバックについているので、直販画廊も設えている。
コーナーでは24時間テレビのTシャツにもなった小松美羽作品。
これまで24時間Tシャツを描いた人々は、今やSuperStarとなって現代アート界をリードする。
小松美羽も十分にその素質あり。ギャラリーにも売却済みシールが多く付けられた。
おいら的にはやや苦手な部類。溢れるほどのカネがあっても、買いやしない
(つづく)
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(ママスタジアム - 08月28日 15:01)
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