mixiユーザー(id:2566286)

2020年04月28日12:52

127 view

スプリング・ブレイカーズ



『スプリング・ブレイカーズ』
舌ピアスをしている子が高校の頃を”むかし”と言ったりしてもほんの数年前だろう、と思ったりするけれど、若い時ほどそうなのかもしれん、と思ったりするけど、この作品なんか観ると、Myspaceの機能性だけに陥らずポップを伴うエスエヌエスやM.I.A.やリリーアレンのガールズ系ヤバが席巻していた時代なのか、と、たしかに時代の差異を感じてくる。ブリトニースピアーズはさらに前だけれど、効果的な哀愁として表されている。ハーモニー・コリンがスターをキャストして劇映画を、ということで、観るのを避けていたが、観てみると彼らしいテクストである。おもしろかった。多少ユルい流れだけれど、内省的なもの、HMらしい。でも、これまでの客観性あるショットのコラージュ遊びよりも人の内面に入ってきているところある。内省的なものはやはりアイドル的に悪いことはできないセレーナ・ゴメスからやがてジェームズ・フランコへと移りゆく。虚無感が表されているではなく、アメリカンらしい孤高感覚。気持ちよい。悪いことをしたら滅びますよ、なんてキリスト教の倫理に反するものは罰せられるといったことはとうの昔の『俺たちに明日はない』から、そんな説教じみたものはつくられないけれど、この作品はタイトル通りに、スプリングをブレイクして突き進む、そんなハッパの流れを心地よくも刺激的に表している。飼いならされた日常から出ていく、というより、この作品のソニマージュはそのストラクチャー、それそのものが飼い慣らされることはない日常というものがヒトにはあるといった肯定的なものが出ていて、これまでのコラージュ的な外連味から、このストーリーを描く作品でそのことを真正面から挑戦しているようにも捉えられハーモニー・コリン、おもしろいの創ったなと思ったのである。


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年04月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

最近の日記

もっと見る