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2018年11月23日01:28

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映画を見ない日の出来事219

映画を見ない日の出来事219

最近の夜のお楽しみはCSで放送している「刑事モース〜オックスフォード事件簿〜」だ。
先週の火曜日に偶然見たらとても面白かった。
月曜日から木曜日の、毎日夜7時15分から全13話を集中的に放映していた。
ということで、先週と今週は毎晩7時15分になると、テレビの前にちょこんと座って「刑事モース〜」を見ていた。
ふだん、テレビドラマは見ないので珍しいことだ。

ひ弱いながらも頭脳明晰な若いモース刑事(刑事というより私服の巡査みたい)が、面倒見のいい上司のサーズデイ警部とともに、次々と起こる難事件を解決していく。
毎回、日本の2時間ドラマのように、こいつが犯人だろうと目星をつけていたら、ことごとくうっちゃりを食ってしまう。
おもいもよらない人物が真犯人で、その動機も想定外なものばかりだ。
ただし、展開が早いので、私のようなボンクラには話についていけないのが難点。
正直、一度見ただけではよく分からず、なんとなく、そういうことだろうなあ、と思うだけだ。
この、もやもやっとしたところで終わるのが、魅力のうちだ。

1話完結の事件ものと同時に、モースの恋愛やサーズデイ一家の出来事などが語られていくという連続ドラマでもあった。
見続けているうちに、こちらも気になってくる。
癖になる面白さだ。
おかげで、先週、今週と仕事帰りに映画を見る機会が減ってしまった。

ところで、刑事モースというのは、モース警部のことかとおもったら、やっぱりそうだった。
英国のミステリー作家、コリン・デクスターの「モース警部」シリーズは、若いころに夢中になって読んだ記憶がある。
シリーズ第1作の「ウッドストック行最終バス」はポケミスで読んだ。
早川書房のポケットミステリを読むようになったきっかけが「モース警部」シリーズだった。
ドラマの若いモース刑事は、スリムな二枚目だが、小説の中のモース警部は、酒飲みで肥満のハゲおやじだったはず。
読んだといっても、そんなことしか覚えていなくて、ストーリーはすっかり忘れてしまった。
今でも、シリーズのいくつかは文庫で読めるらしい。
年末のお楽しみに、探してみるつもり。

そんな「刑事モース〜オックスフォード事件簿〜」だったが、今夜で終わってしまった。
これまで、朝の連続テレビドラマなどが終わって、“●●ロスです”とか言ってる風潮を小馬鹿にしてたが、ちょっとだけ分かる気がした。
少々淋しいが、ようやく夜の映画館へ出かけることができそうだ。



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