飛越能日記、最終回。
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(承前)
羽田へのフライトが16時10分。レンタカー返しは60分前が礼儀なので、富山市散策は2時間限り。
まずは、今回訪越目的の最大ミッション《富山県美術館》
昨年8月にグランドオープン。
屋上から見下ろすと、日本一ステキなロケーションにあるスターバックスが環水公園のほとりに見える。
企画展の『三沢厚彦展』は、横須賀美術館で鑑賞済みにつき、常設展のみのチケット購入。
とはいえ、屋外展示には立派な三沢厚彦な白いクマ。
土曜日の午後、企画展には多くの子供連れがアニマル三沢を愉しんでいる。
方や常設展には観客よりも監視員が多い状態で、スマホを持つ手が震えてくる。
岡本太郎、横尾忠則、そして草間彌生。
コレクションは撮影可。手を振るわせる必要はなかった。
上2枚、これでもピカソ。
さらには強い子のミロ、2億2千万円也の藤田嗣治、そしてシャガール『山羊を抱く男』。
シュール系3作のうち、マイベスト・オブ・TADが、写真左下『真実の井戸』マグリット。
企画コーナーには世界の椅子が並べてある。
フランク・ロイド・ライト3点セット。
滞館時間40分。
グランドオープン早々に三女ちゃんが訪ねて鑑賞してきたクリムトには出会うことができなかった。調べてみたらオープン記念企画につき、所蔵ではなくて豊田市美術館から借り受けた作品「人生は戦いなり(黄金の騎士)」だった。それなら大丈夫、観ているよ。
対岸にあるスタバへは寄れなかったが、富山ならではの自慢の環水公園を少しだけ散策した。時計を見ると14時を超えている。
あと1軒だけ寄り道して、空港へ向かおう。
『日枝神社』
巫女さんに御朱印帳を渡し、2日間の旅の無事と絆にお陰様の御礼参り。
狐の嫁入りでもあるのだろうか、ぽつりぽつりと七五三祝いの少女に雨だれが掛かってきた。
降り出す前にクルマへ戻ろう。
巫女さんから渡された閉じられた御朱印帳を手に、250�劼鯀�った白ヴィッツ、ラストワンマイルのエンジンを掛ける。
由緒ある神社であろう日枝神社ゆえ、さも立派な揮毫が拝めそうだ。
クソッが
今すぐに金返せ
世界遺産はあれだったけど、レンタカーおじさんのお陰で素晴らしい観光となった。
レンタカーを返却し、空港までワゴンでの送迎。
運転するおねえちゃんに語り掛ける。

「昨日、クルマをお借りするときに担当してくれたおじさんのお陰で、ずいぶんと楽しめました。お礼を伝えておいてください」

「あっ、メガネをかけたおじさんですか。TKさんですね。今日はあいにく休みなんですけど、お客様からの感謝の言葉、お伝えしておきますね」

「すごくわかりやすくて、センスのいいスポットを教えてくれて」

「ここに来る前は旅行代理店で添乗員されていたようなんです。全員にではないんですが、旅行好きのお客さんによく感謝されてますよ。海外も詳しいようです

」
どうりで。やはり、レンタカーおじさん、ただ者じゃなかったな。
夕刻のフライト。
札幌からの到着が遅れて、20分ほどのディレイとなったが、そのお陰で機上から茜に輝く富士山頂を拝むことができた。
人間万事塞翁が馬。
おまけ。
富山日枝神社の巫女へ、世界一の御朱印を見せつけてやる。
■一枚の絵を鏡に映すと…明大教授作品が錯視アート頂点に
(朝日新聞デジタル - 11月01日 15:34)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5357433
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