85年1月18日は八代市総合体育館大会(観衆3400人発表、テレビ生中継)。 97年にサムライTVで放送された新日本プロレスのレトロ番組「闘いのワンダーランド」ではこの大会を「八千代市」(千葉県)と誤ったテロップを流していますが、熊本県の八代市が正解です。
前週の多賀城大会でテレビデビューしたストロング・マシン3号が早くも1&2号とのトリオでメインイベントに登場。猪木、藤波、木村健吾組と対戦。
マシン軍団のセコンド4号とマネージャーのワカマツの介入により猪木組の反則勝ち。
セミファイナルは坂口とキングコング・バンディのシングル戦。坂口はスリーパー・ホールド、ジャンピング・ニーパットと攻めたてていきましたが、バンディの巨体には通じず、6分57秒にバンディがジャンプ一番、フライング・ボディプレスからの体固めで完勝。
新日ナンバー2の坂口を難なく倒したバンディはいよいよシリーズ終盤の2月5日、愛知県体育館、最終戦の2月6日、大阪府立体育会館で猪木との一騎討ちが待っていました。
セミ前はザ・コブラ、高野俊二組(!)がヒロ斉藤、ブラック・タイガー組と対戦。カルガリーテイスト溢れるこの対戦はコブラのマスクに手をかけたH斉藤が反則負けとなりました。
タイガー戸口とアブドーラ・ザ・ブッチャーの旧全日本同士の対戦は両者フェンスアウト。ブッチャーはこのシリーズ1回もシングル、タッグを通じて自らカウント3を奪っていません。完全に飼い殺しにされてしまいました。
1月24日、岩国市体育館(観衆1700人発表)では猪木、藤波、木村健組vsストロング・マシン1&2&3号の再戦が行われました。
この試合もマシン4号が試合に乱入、試合は乱戦となり、猪木がマシン軍の1人を延髄斬りから体固めで3カウント入りました。
しかし、マシン軍団のマネージャー、ワカマツが猪木がフォールしたのは試合に乱入した4号であり、勝ちは無効だとアピール。
猪木にフォールされて倒れていたのは試合に出場していなかった4号だった事が判明。しかしレフェリーのミスター高橋は猪木がマシン4号を誤認フォールして勝利、自分も試合に出ていない4号にフォールカウントを数えたことは認めながらも判定を覆すようなことはせず、10分24秒、猪木のフォール勝ちのまま、マシン軍団全体の敗戦という記録になりました。
セミはタイガー戸口、星野勘太郎組vsバンディ、Bタイガー組。バンディが星野を体固めで勝利。
坂口とブッチャーは1月11日、多賀城大会に続いてシングルで対戦も僅か1分14秒、フェンスアウトにより坂口の反則勝ち。
新日本プロレスの冷たいマッチメークにブッチャーもすっかりやる気を失ってしまったようでした。
コブラとH斉藤のWWFジュニア・ヘビー級選手権試合の前哨戦は両者リングアウトの引き分けとなっています。こう見ると新日本プロレスも全日本プロレス同様、不透明決着が多いことがわかります。
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