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2016年10月12日01:38

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映画日記 『サザエさんの脱線奥様』

2016年10月11日(火)

『サザエさんの脱線奥様』(1959年)
青柳信雄:監督
日本映画専門チャンネル【録画】

月いちのお楽しみ、江利チエミ版サザエさんシリーズの第7作。
ふたりっきりの新婚生活を楽しんでいたサザエさんだったが、ある日、マスオさんが関西出張に出かけてしまった。
ひとりでは、つまんない。
ところが、マスオさんの出張が長引いてしまった。
それならばと、サザエさんは大阪のおじさんとおばさんのところで、少しの間やっかいになることにした。
そこへ、マスオさんが勤める会社の専務が、娘さんのお見合いのために大阪にやって来た。
なんと、サザエさんのおじさん夫婦がお見合いの世話人だった。
見合いに乗り気でない娘さんは、旧知の間柄であるサザエさんに相談するのだったが・・・・

前作に続いて、今作にも雪村いづみが専務の娘さん役で客演していた。
彼女の見合い相手である大店(おおだな)のぼんぼんが宝田明だった。
というわけで、どんな展開になるのか、おおよその見当がついてしまう。

第1作目からずっと見てきたが、サザエさんとマスオさんの恋愛模様を描く2作目あたりまでは、ドラマ的な要素が強かったが、この7作目になると、まるで「シャボン玉ホリデー」みたいなバラエティ番組だ。
つまり、5分間ぐらいのコントが積み重なってストーリーが展開して行くのだが、その合間に江利チエミや雪村いづみや宝田明の歌がはさまるという作りになっている。
これはこれで、トントンと映画が進んでいくので、ダレずに見ることができた。
自宅でビール片手に、ニコニコしながらのんびりと見るには最適の1本だ。

舞台が大阪ということで、当時の人気テレビ番組「番頭はんと丁稚どん」のメンバーが登場する。
芦屋雁之助と小雁に茶川一郎、そして大村崑。
懐かしいというより、自分でもすっかり忘れていたことが、突然目の前に現れたので、思わず「うわぁ〜」と、声を上げてしまった

来月はいよいよタラちゃんが生まれるみたいだ。



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