かつてはマイケルベイやジェリーブラッカイマーが好きと言ってる奴がいると、心のなかでアホボケと思っていたけど、さいきん急激にエンタメに目がいくアホボケになってきている。『ザ・メキシカン』『Mr.&Mrs. スミス』『ローン・レンジャー』『カウボーイ & エイリアン』、いまごろになって、そのうちみよう。ゴア・ヴァービンスキー、ダグ・リーマン、ジョン・ファヴロー、エンターテイメントしているのだろう。
『ローン・レンジャー』けっこうおもしろかった。ハイホー!シルバー!ってこれだったのか。軍艦マーチはラジオの頃からかテレビドラマからか分からないけど、オリジナルでは使われていたのかな? パイレーツの焼き直しのようなとこあるけど。
テーマは智慧なんだな。パイレーツもジェリーブラッカイマーなのか。彼の作品って感じなのかな。とりあえずは愉しめた。ヴァービンスキーのイロはきっとあるのだろう。軍艦マーチではなく、ウィリアムテルなんか。
『カウボーイ & エイリアン』おもしろかった。まさにカウボーイ アンド エイリアンといった、そのままのハナシであった。テーマは共生か。或いは、エルドラド〜侵略者の崩壊〜である。
イーストウッドを観ていて、あまり関心が向かなかったからそこまで気付かなかったけれど必ず表わされていると気付くものは、男らしさとはなにか、というところであるが、ジョンウェインの時代は紳士淑女が世間体的に分かりやすい時代だったから、男らしさというのがシンプルに表わされていたけど、もはや曖昧、というか、そんなことはナンセンスにあまりどうでもよくなっている時代に、イーストウッドは「男らしさとはなにか」を改めて投げかけている(ただし、それは、男らしくあれ、といったマチズモの提言ではなく、男らしさとはなにか、とあらためて考える意味でのイシューといったものである)。
『カウボーイ & エイリアン』はイーストウッドが表わす男らしさとはなにか、というより、西部劇らしくマチズモの提言がけっこう出ていたけれど、だからこそ西部劇にフィットするのかもしれない。そしてそれはアメリカ映画の重要なファクターであるのだ、と改めて気付かされる。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』おもしろかった。研ぎすまされるエッジはリバーズエッジに似て非なるもの、厭世観があるものの、消費社会型人間の変化と武勇伝が表わされる。テーマはまさに愛と勇気。
デジャブの反復がうっとうしいけれど、リセットというより有機構成に向けた言語の模索、現代人としてのヒーローの姿が表わされる。ゲーマーはプログラムされる社会によって情緒が枯れ錆びていくヒトなのではなく、むしろ生態系的なサヴァイヴァーとしてその本能を研ぎすませる。主人公の研ぎすましによって、プロセスでその本来の姿を表わしていくところ、ボーンシリーズと同じである。
ログインしてコメントを確認・投稿する