ざくろの色
あるがままにみえる、そのものだけをつかみとる。
初盤にあらわされる横たわる魚のように、
魂と生は苦悩という祝祭に有る。
揺れの地に、静として有る図のコンポジション、
フィックスした構図には、静物としての生が描き出される。
中世アルメニアのモノガタリ
民族は、宗教と政治だけではなく、
如何なるモダニズムへの抵抗を挑んでいる。
風土記が生を写し取る。
アシク・ケリブ
ここにも祝祭が表される。
生はそこに苦悩があろうとも、
泥臭く活き活きとしている。
誓いに向けたイストワール。ここに表されるストーリーライン- 主人公と娘との約束 -にも、タルコフスキーとの自由への模索にも、物語られる。
ダイナミックなカメラアイはざくろの色の静とは異なり、自由への確固たる意思を伝えるものとなる。束縛から離れ、パラジャーノフはそれを確かなものとしてもっている。
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