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2024年10月23日16:33

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《2024BEL13》Ensor/22番線に立つ娘

ベルギー大 tripenart 最終回ペンギン
思い出したことがある。
アキ・カリウマスキだったか、ミミ・ネイナだったか。
キャストはもとより、タイトルの一文字も浮かんでこないし、これを国内の映画館で観た記憶でさえ覚束ない。
モノクロのシーンに現れたのが、世界最高傑作のステーションと評されるアントウェルペン中央駅だった。

ただ、こんなシーンを鮮明に覚えている。
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23番線の列車に乗り込んで空港へ向かう男性と、島の違う22番線のホームに佇んでユーロスターでアムステルダムへ帰る女性との別れのシーン。★5.そして涙。
『第三の男』のラストシーンを髣髴とさせる印象的なポージング。
どうすれば探し当てられるのか、TSUTAYAに聞いてみるか。←聞かない。

《BEL13》最終回
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1988647264&owner_id=8666179
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KMSKAでの持ち時間は90分。
国内であれば極めて短い鑑賞時間だけれども、海外の場合、展示室は広く、そして何よりも空いている。
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キャプションも英語表記ゆえ、読むこともしない。読めないわけではない。
ただただ作品を観て、作家名・作品名のキャプションをチェックする目
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コレクション展。
10年を掛けてリニューアルされた名門の美術館は白で統一された伝統的な展示室と、洒落たスロープにはコンテンポラリーな作品が混在する。
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有名銘柄は必ず写真に記録して想い出のアルバムへと収蔵。地元作家の作品でも、気になる作品はあとで2個イチ、4個イチに編集してmixiアルバムに登載。
これを怠ると、せっかく世界一の作品に出会えていたのに、その記憶を放念する失態へとつながっていく。
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スーラは置かれていなかったけれど、ベルギーや欧州を代表する新印象派の点描画家たち。レイセルベルへ、フィンチ、アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ。
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何から何まで好きになってくる異国での美術鑑賞。
来年の構想もなんとなく固まってきた。あとは虫歯だけが心配だバナナ
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駆け足ではなく、予定時間でコレクション展を終えて、いよいよ松本伊代。
フロントレディが大推奨の企画展へと向かおう。
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サンドイッチマンがロビーでブカブカピーヒャラと行進している意味がようやく分かった。
今日がその展覧会の初日。
多くの観客が、アントウェルペンの王立美術館に集まってきた。
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『ENSOR 2024 /In your wildest dreams Ensor beyond impressionism』(KMSKA)
先に評価を下すと★10.ペンギン
無理やり企画展のチケットを押し売りしてくれたフロントレディに感謝しなければならない。これほど安い20ユーロがあっただろうか。
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実は、この日、この時まで…いや、帰国して滋賀県へ向かうまで JAMES ENSOR なる人物を知らなかったし、ジェームズ・エンサーと読むものだとばかり思っていた。
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初めて出会う日本人がこんな彫像を見せられたら、彼は変態画家だと断じられるのも仕方がないこと。或いは、人まね作家。
ところが、企画展示室を1周して、その見方が変わる。大丈夫だ、2周してみよう。
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海外美術館は混雑がないのが常だけれども、もしかしたら海外で初めて、たくさんの鑑賞客が訪れているシチュエーションに出会ったのかもしれない。とはいえ、東京の美術館のひどい人口密度とは比較もできないほどの好環境。
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サーカス画家は数あれど、人呼んで『仮面の画家』。
先ほどのチンドン屋は、このモティーフのマスカレード。
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帰国して間もなく1か月。
驚いたことに美術手帖からやってきたメルマガに、この展覧会のレポートが掲載されていた。一文字一文字、飛ばすことなく熟読した。
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すでに滋賀県の美術館で、ENSORを『アンソール』と読み、ベルギーにおいては偉大な作家であることを学芸員(仮)から伺っていた。
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美術手帖では「世界最大のアンソール・コレクションを誇るアントワープ王立美術館で大回顧展が開催中」とあり、そのレポートは4枚にも及ぶ。
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「マグリットやデルヴォーと並ぶベルギー近代美術の巨匠のひとり」
「2012年に日本国内5つの美術館で回顧展を開催」
「日本では知る人ぞ知る存在」
こんなレポート。知らない人は知らない存在。とても的確な表現だ。

アンソールを堪能しながら、コレクションの名品たちも併存して展示されている。
作風の多様性や幅広な主題は、同年代(1860-1949)作家たちとの比較が面白い。
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クールベ、マネ、そして百島の彼女が好きなタイプのルドンリゾート
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叫ばないムンク2題げっそり
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安っぽいレンブラントとセザンヌのようなルノアールりんご
高いレンブラントがあるDICは、結局、どうなってしまうのだろう。
売ってくれるなら買ってもいい。
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やはりなぜだかホッとするモネ。
レモンと見たけれど、正解はなんだったっけバナナ
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いつの日か、エトルタに行ける日はやってくるのだろうか。
今のウイッシュリストにはその4文字は記載されていない。
行きたいところへ行くには、ほんとうに持ち時間が足りなすぎる。

約束の時間がやってきた。
入館時はそれほどでもなかったエントランスには、ベルギアンたちで行列さえできていた。JAMES ENSOR の面目躍如。
後ろ髪を曳かれながら、やがてやってきたトラムに乗り込み、時計を気にしながらアントウェルペン中央駅へと向かう。

エキナカのカフェでベルギーとの別れを惜しむ監督サッカー
16時19分、23番線。いつか観たモノクロ映画と同じシーンペンギン
定刻発車のインターシティは、独りぼっちの日本人をわずか30分で空港まで運んでくれた。あっという間だったけれど、いつもながらの良い旅だった。
翼を広げて、あしたはどこへ行こう飛行機



電車何駅なんだ!? “いちばん大事な部分”が隠れて何も分からない標識が90万表示の話題に 「すごいトラップ」「コレはアカンて…(笑)」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=8067993
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