今日もまた、彫刻家巨匠逝去のニュース
ジュリアーノ・ヴァンジが亡くなった。享年93歳。
静岡にかつてあった《ヴァンジ彫刻庭園美術館》には2012年を初回として3度ほど、ヴァンジが何者かも知らないまま出掛けて、その絶妙な具象彫刻に感動を得て帰ってきた。
やがて、コロナくんが蔓延し、ただでさえ出掛ける人の少なかったクレマティスの丘。
静岡県に対して、彫刻や庭園をそっくりそのまま贈与してあとを託す計画を提示してみたものの、新幹線でさえ開通を許さない静岡県知事にそんな文化的な営団が下されるはずもなく『コロナ期間一時閉館』の名のもと、そのまま廃館への道をたどる…
と、あきらめていたのもつかの間、急転直下、静岡県知事が裁断を下し、
「リニアよりヴァンジ」の思惑から、一気にヴァンジ彫刻美術館一式の静岡県への施設寄附受納が決定し、早ければ令和7年春から再開の報。
今年はできないけれど、ヴァンジ一周忌を迎えることにはリニューアルオープンされたクレマティスが鑑賞できるはず
《高知9》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1987264097&owner_id=8666179
《高知県立美術館》
国内の都道府県立美術館を訪ねての第35回目ぐらい。
建築家・山本長水の名前は知らないが、水辺に浮かぶイメージのたおやかなる情景。
朝いちばんに確認した空っぽの水底には、美術館を出る30分後にはキラキラと輝く水に満たされていた。
絶対に無人、貸切かと思っていた9時開館。
企画展は『ジブリパークとジブリ展』とあって、前売り購入客で大行列
おいらはシャガールだけの常設を見たかっただけなのに、なんたるちあ。サンタルチア。
ジブリの大行列をすり抜けて、フランク・ステラ前のチケットカウンターに辿り着く。

「常設展1枚

」

「実は、いまやっているジブリ人気が高すぎて、常設展の展示室3部屋もジブリになってしまっているんです。常設展1室でも310円いただかないといけないのですが、大丈夫でしょうか」
涙目で訴えてくる副館長女史。

「もろちんです

」
シャガールが見たかったなんてことはおくびにも出さず、大人の対応。
石本泰博写真展だけでも見られればいいさ。で、誰やねん、石本泰博。
高美に相当量コレクションされている地元写真家の作品。
ありがたいことに丹下健三、磯崎新や内藤廣など有名建築家の作品(建物)を撮影したパネルを鑑賞することができた。ついている。
ゆっくりと、誰もいない展示室で写真を見ていると、回廊にハイヒールの足音が迫ってくる。湯ばあばだろうか

「やっぱり、これだけの展示で入場料をいただくのが申し訳なくて、せめてもの気持ちでこれをお受け取りください

」
息を切らしてやってきた、副館長がプレゼントを持ってきて手渡してくれた。
ポストカード2枚。
こちらは何の不満もなく、貴重なコレクションを眺めていただけなのに、この心づくし。嬉しいことである。

「昨年、亡くなられたんですよね」
結局、副館長がコレクションしている彫刻のガイドを務めてくれて、案内を受けた。

「若林奮さんです。もともとは桜色に彩色されていたんですが、経年劣化でこんな感じになってしまいました。リフォームも検討したんですが、”自然に任せるのも作品の一つ”という解釈で放置プレイです

」
そんな出会いのあった高知県立美術館。ホスピタリティがとても嬉しい。
《八王子宮》
高知県に八王子。
こちらは香美市立美術館立ち寄りのついで
《朝峯神社》
高知紀行の無事に感謝して掉尾に秘宝スポット
気が付けば、ジョン・エントウィッスルよりも長生きしているんだなぁ。
■「入口までの階段」どこに造る?“未完の大作”サグラダ・ファミリア 着工から140年以上かけ完成へ【Nスタ解説】
(TBS NEWS DIG - 03月28日 22:17)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=7805227
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