コードアンノウンはティルマンスの写真が個々あって一括りであるものを物語るような、そんな感じであり、解釈は観賞者に委ねるセンスであり、タイトルがそのことをそのまま表しているなとなる。関係性のなかに在る憎しみ、軽蔑、そして愛は底知れぬものであり、その複雑さゆえに感情は規制はできぬものである。アンチクライスト、フォントリアー は初期から自らをヒューマニストと言ってるが、アンチクライストとはヒューマニストを言い換えているのだろうな、彼は初期から一貫して、そうしたカオスが支配するヒューマニズムを表しているのだろう。3回目だけど、1回目は何かが出てくる不穏なものに不快さを感じたし、2回目もそうだったけど、今回はあの足に刺さったものとか膣を切るのとか、当たり前であるが、ツクリモノである、とは最初から分かっていても、痛さ伝わりこれまでは不快であったが、今回は、当たり前であるが、あんな刺さりものがあったら痛いどころか失神ものであろうし、いつもの説話的な流れで見れて、それだから落ち着いて観ながらいろいろ考えることできた。やはりどちらもおもしろい作品である。
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