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2019年08月30日21:44

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《2019EST2》世界遺産的テーマパーク

珍しく(本当に珍しく)書棚からDVDを取り出してレコーダーにセットした。
棚に並べてあるDVDたちは、ただ好きな作品ばかりが並べてあって、好きだからこそ映画館の大きなスクリーンしか観ないというパラドックス。
デリコの『Everybody needs somebody』が衝撃的に流れ出し、モノクロの韓国語映画が始まる。
日記を書きながらでは雑な鑑賞になりすぎるけど、どうやら今夜はそんな気分にさせてくれるようだ。
映画の舞台は無国籍ではあるけれど、ロケ地は間違いなくロシアのどこかの寒い街。
これから書き臨むテーマパークの愉しさと対峙する暗さを、この映画はメタファーしているのかもしれない。 偶然に過ぎないけれどペンギン

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1972783039&owner_id=8666179
(承前)
《EST2》
空港からトラムに乗って10分と少し。
フォト
世界遺産の街・旧市街への入り口はヴィル門が迎えてくれる。
フォト
まるでSMAPの唄に出てくるような花屋の店先。
ソーダが夢見た花屋もここにあるチューリップ
それよりもマクドナルドの看板に安心感を得たフーテンのトラベラー。
エストニアでの滞在3日間で見知らぬ日本人に出会ったのは、唯一、ヴィル門の下にたむろしていたおばさん観光客3人だけ。
その中の一人が、こちらをジロジロ見て「〇〇さん…ですよね」と、日本人の名前をつけて語り掛けてきたが、このおばさんはもちろん、取り巻きの2人を含めて見知らぬ日本人。おばさん、誰と間違えたのだろう。
それからはそんな日本人を一切見掛けないのだから、どうしたって気持ちは高揚する。
フォト
チェックインにはまだ早いランチタイムの少し前。
バゲッジをホテルに預けて、小さな小さな街歩きに繰り出そう。
これから書こうとしている魅惑の数々を思い起こしていたら、エストニアの初ランチに何を食べたかなんて霞のように忘失してしまっている。
どうせ、大したものは食べていない。
それ以上に風景を眺めていくだけで満腹なのだから。
フォト
わずか80ページ足らずしかない地球の歩き方によれば、周囲2.5�劼両詈匹飽呂泙譴織織螢鶺貉坡后�きっと、この中すべてが世界遺産なんだけど、この中すべてがテーマパークでもあった。
フォト
まるで御徒町にいるかのような、城壁のへこみに屋台をつくり『セーターの壁』。
感性が単純すぎるかもしれないが、このシチュエーションだけで感動があふれ出す。
さらに続けざまに見事な情景が繰り返される。
フォト
《ヘルマン塔》の穴倉に入ると、怪しいエストニア人が4ユーロよこせと迫ってくる。
電子マネー溢れるエストニアに、紙幣が積まれている木机。
レシートが通行手形の代わりになるのだろう。らせん階段をおよそ3階分登っていくと、景色が開けてオレンジ色の屋根と、向こうにはいくつもの尖塔。
フォト
ペルーのクスコを思わせる雰囲気だ。
そして奇跡。
フォト
城壁の縁を歩いていくと、のぞき窓から大聖堂を望む。
奇跡が起きた。
大聖堂の鐘が鳴る。しばらくして、街中の教会の鐘が鳴り響く。
ふと腕時計を見ると《正午》It's just noon!
12時にここに立つ僥倖は、誰の為せる業(わざ)なのだろう。
この奇跡は自分のスマホに映像として残してあるけど、日記への貼り付け方がわからないので未公開。涼風の音さえが流れるそのシーンを見たければ、川オスに逢うが良い。
フォト
《太っちょマルガリータ》ブタ
きっと、エストニア国内中のマーガレットさんは太っちょと弄られているに違いない。
フォト
タリン中の街並みを幾ら撮ってもキリがない。
それでも、こうして振り返れば、いつでも当時の映像が蘇える。
ブタ「スマホで食事を撮ったり、風景を撮ったりって、なんでそんなことすんの。面倒くさい手(パー)」と公言する人とは、きっと長い距離があるのだろうし、撮っておくことがいつまでも想い出を新鮮にする。ぼくはこちら側。
フォト
《三人姉妹》
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そして《三人兄弟》
その理由は、きっとガイドブックに書いてある。でも、美しいものにキャプションは必要ない。
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ロマンチック街道を知らないけど、きっとロマンチックな街道なんだ。
外国人なら清水の三寧坂がとっても素敵なんだろうけど、あそこは観光客が多すぎる。
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《聖オレフ教会》は残念ながらリフォーム中で入館できなかったけど、裏手に回るとミイラの石像を見つけることができる。
彼の身体から這い出した蛇とカエル。
そういえば、先日出掛けた大分県にも雷に打たれたカエルを見た。

テーマパークに唯一のエストニアの暗黒。
フォト
《KGB拘置監房》
エストニアに来る前に観た映画でその歴史を知っていた。
入館に躊躇していたが、受付おばさんの説明と「せっかく来たのだから入って当然」という一押しで払った€5.は、かなり安かった。
6つの牢、1つ1つが展示室になっていて、最初の牢はなぜかサンドアート。
この監房で亡くなった人たちのプロフィールやKGBの起こした罪。
フォト
1つの牢にはメッセージボードが立てられて、鑑賞した人々から思い思いのメッセージを発している。

唯一の日本語のメッセージを残してきた。
おそらく、いまはもうない。
蟹座「映画『小さな同志』を観てエストニアの悲劇的な時代を知りました。KGBプリズン、二度とこのような時代がきませんように。ウクライナも返しなさい。川崎オスカー」
これで、きっとプーチンに睨まれた。
(つづく)



■おっさんの風格漂うペンギン、実は生後3か月... まさかの成長スピードに驚き広がる
(Jタウンネット - 08月30日 18:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=241&from=diary&id=5769468
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