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2019年02月09日22:15

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《2019PAR12》ダリの仕業

大降雪予報を信じて引きこもりを決めた三連休初日。
それでも、このところご無沙汰だったヨガだけは雪の降る前に済ませておこう。
10時スタートのパワーヨガを、滝のような汗を流しながら、或いは周りのお姉さま方にいぶかしがられるようなうめき声を上げながら60分。結果は1kg減指でOK
ご褒美にハーゲンダッツを買って帰る。
ジムを出ると雪は止み、静けさだけが街を覆っている。
天気予報は外れたが、ヨガの心地よい疲れが引き寄せた午睡のお陰で英気を養った。
こんな日は録画済みのドラマを観ながら、日記でも認(したたたたたたたた)めよう。
(承前)
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モンマルトルのテルトル広場から歩いてほんの少し。
アートの街らしカラフルなマンホールを見つけると、そこに誰かの美術館がある。
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《エスパス・ダリ》★2.
なぜスペイン人芸術家の美術館がこんなところにあるのかわからんが、良い感じのシュールレアリスムに出逢えればそれで良し。
フリーパスは使えないのでキャッシュで€12を差し出して、いざ地下へと降りていく。
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誰が作ったのやら、ダリのデザインに即した彫刻が、それほどの主張もなく並べられている。地球の歩き方によると「フランスで最大級のダリコレクション」とあったが、ほかにダリコレクションをしているミュージアムはポンピドゥーの数品ぐらいだったので、最大級に違いはない。
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象徴的な『記憶の固執』、つまりぐにゃっと曲がった時計。
この彫刻が3点ほど、シンボルのように並んでいた。
展示室である地下1階を回廊していくと、途中から展示物はシルクスクリーンの直販コーナーに変わっている。版画の作品名の下にプライスが記されている。
むむっ?なんじゃ、ここは。
フランシーヌの売り子さんが寄ってきたが、「I don't know French手(パー)」と拒絶すると、素直に去っていく。
一通り作品と商売道具を観て階上へと上がっていく。
もう少し作品でも展示されているのだろうの期待は、脆くもここもMUSIUM SHOPドル袋
逃げるようにショップを出て後ろを振り返ると、そこは画廊の入り口だった。
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入口「ダリミュージアム」→出口「画廊」の証拠写真。
二度と近づいてはならぬ。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1956970826&owner_id=8666179
そもそも、日本の福島には《諸橋近代美術館》という誇るべきダリミュージアムがある。

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《マルモッタン・モネ美術館》★5.
先日、大火事が起きたパリ16区。ブーローニュの森、至近にある閑静な住宅地に大邸宅マルモッタン邸。こちらもフリーパスは使えず、段取りグダグダのチケット売り場で€12を支払うことになるが、ダリとは比べ物にならないほど有意義な芸術鑑賞の時間を費やすことができた。
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ロビーに常設されたルノワールやカイユボットで心を落ち着けて、おいらの渡仏に合わせて開催中の「Collections Privees」へと向かっていく。マクロン、いつもありがとう。
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フランス語なので何だかわからなかったが、おそらくプライベートなコレクションを集めた企画展。貴重な展覧会に違いあるまい。
展示室はフランスに来て初めて「込んでいる」と感じたほどの鑑賞客が詰まっている。
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『Pyrmids at Port-Coton, Rough Sea』(1886:Monet)
特に1枚目に展示されているこの作品に3重ほどの人列ができて、次の作品へと進まない。海中から聳えるイチモツのようなあれが印象的。
それもそのはず、この絵画の正面に直立不動で全く動かない青年1人。多くの客がここで詰まって渋滞を起こしていた。
アジア人代表として、スマホを持って青年の前、つまり作品の最前に立つと、大きな「チッ」という舌打ちが聴こえた。彼である。
こういう男が、おそらくフランスの国道であおり運転をするのだろう。
幸いにして彼の「チッ」はフランス語だったので、聞こえないふりして次なる作品へ足を進めた。
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ボナール、ルドン、そしてマティス×2枚。
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デュフィ、ヴィラマンク、ピカソ、マネ。
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さぁ、これも僥倖という単語が正しい感想だろう。
『Le Seine a Courbevoie』(1885)
企画展の名の通り個人蔵の作品で貴重なんだけど、実はこれ来日で鑑賞済み。
ポストカードは新たに入手。
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これもスーラ。マルモッタン、ありがとう。
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スーラとくれば、シニャックは定番。ほかに、レイセルヘルベ、ゴッホ、ロートレック×2枚。
展示室後半はガラガラだったので、もう1往復楽しもう。
入り口に戻って1枚目。
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『Pyrmids at Port-Coton, Rough Sea』(1886:Monet)
例のクソ青年が、まだ突っ立っていた。少なくとも30分、この絵画に見とれている。
蟹座「買えよパンチドル袋」
日本語でこう告げてやったが、青年、微動だにせず。
そういえば、シカゴで『グランドジャット島』を目の当たりにしたおいらも、同様だった。クソ青年なんて言ってしまい申し訳ない。うんこ青年。
企画展はこれにておしまい。
マクロン、ご苦労であった。もう閉催して大丈夫だよ。
いよいよ、マルモッタンの所蔵品。
階段を下りて、モネだけ、モネだらけの展示室でのモネ三昧が始まろうとしているが、それはまた別の日記。
(続くもんねアート)



雪東京など 大雪の恐れなくなる
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