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2018年06月08日16:56

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ゴスフォード・パーク

『ゴスフォード・パーク』
アルトマンの作品には人類学入門的なところがある。この作品ではイギリスのエスノ学が表される。時は1932年、自我は芽生えられている。自我の芽生えなど産業革命の頃から起こっている。ナショナルアンセムのもと植民地を増やしてきた国民性、イギリス風しきたりはプライド高く、彼らイギリス人は階下階上の世界かかわらず誰しもが持っているもの。しかし、仕切りもある。違いが表されている。鏡に映るアラン・ベイツ、自己をしっかりと見つめる。対して、自己を見つめず常に依存的な階上の住人たち。主人公の女性は自己をしっかり見つめる。階上が見て見ぬふりしながら隠し持っている世界を彼女は知っていく。アルトマンのゆっくりとした移動ショットと自在に達観するモンタージュが惹きつける。

ナッショビルのアメリカからゴーフォードパークのイギリスに移る70年代とゼロ年代の変化のなかで階級の溝という傷、名誉に埋もれて隠された傷、そして世代間に隠れた傷が表される。

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