9月30日、ルーティンのいろいろなものが終わりを告げた。
といっても、人生においての大したテーマではない。
6ヶ月間お付き合いした『ひよっこ』と『やすらぎの郷』、そしてもう一つ、こちらは1ヶ月間の短い付き合いだった日経新聞《私の履歴書》。
『ひよっこ』は、実は完走ではなく研ナオコの24時間マラソン同様、途中中抜けをしでかしている。
それもかなり早い場面、奥茨城でのシーンはセリフが理解できずに3週間ほど自主休業をいただいた。
ゴールデンウィーク前あたりだったか、みね子がすずふり亭にやってきてからは皆勤賞。
悪者が一人もいないやすらぎのドラマ。
特に『めぞん一刻』のようなアパートの住人たち〜それは、もちろん和久井映見の素敵な声を含めて〜のドラマと調和が見事だった。
いつものように『ひよっこ』マイベストキャスト

位:やついいちろう、佐藤仁美、白石加代子

位:和久井映見、宮本信子

位:有村架純
イケメンくんはランキングされません
『やすらぎの郷』、倉本聰の現代テレビ業界に対する徹底的なアンチテーゼ。
彼の持ち続けた思想や独自の脚本術、さらには“古き良き時代”の俳優たちとアーカイブ。
ラストに向けた収束はバタバタ感やむなしだったけど、ここ四半世紀においてはベストクラスのテレビドラマだった。
中島みゆきの『慕情』が、強く心に刻まれた。
そして、日経新聞《私の履歴書》は湯川れい子が自叙を完結。
彼女が日本へもたらせた功績は、比べるまでもないがクソ政治家たちのそれよりは、よほど立派な希望を築いてくれた。
「こういう人が政治家になればいい」と功人を指して述べる人がいるけど、功人や好人ほど政治家なんかにはなってはいけない。絶対に。
10月からはビジネスマンに戻って“日本取引所グループ”のOB、齊藤惇が始まった。
《私の履歴書》デスノート説が真実であれば、今月は持っている株式を少し売っておこうかと思う。
あっ、湯川れい子さんにデスノートの呪いが下りませんように(祈)
演劇レビュー。
『髑髏城の七人・風』★3.
こちらは終わることのない『髑髏城・アラウンドシアターシリーズ』第3弾。
花鳥風月ある4連作・・・どころか、月が上弦、下弦に分断されて、さらに「極」も制作発表と、結局、小池劇場の放置プレイ代表格・豊洲市場に髑髏城の七人が6つの連作(というより、ほぼ同じシナリオだけど)で公開が続けられている。
過去の『髑髏城』を復習してみる。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1960444716&owner_id=8666179
『花』小栗旬の好演で★5.満点評価。これが基準。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1962170453&owner_id=8666179
『鳥』早乙女太一と森山未來の妖艶さは、ロシアのプリンシパルを観ているような★6.
満点超え。
『風』。
立っているだけで絵になる(皮肉ではなく、本当に素晴らしい)向井理。
おそらく新感線には初出演。
しかし、この舞台のキモである殺陣が超ヘナチョコ(当社比)で、金八先生のスポーツチャンバラか、甲子園の7回裏に飛ばされるジェット風船を振り回しているような有様。
アンサンブルの敵たちは、およそ相当な殺陣訓練を積んでいるのだろうが、あいての剣がふらふらきたら、合わせる方もふらふらにせざるを得ない。
厳しい評価だが、If you ask me、デナオシテコイ。
松山ケンイチのセリフにも歯切れが悪い。
新感線舞台では珍しく、セリフカミカミの役者たち。
“Mr.ティナルディエ”橋本じゅんのアドリブ好演に救われる。
さて『月』が売り出される。
なんとなく秋元康商法の匂いが感じられてきた『髑髏城』。
コンプリートはしなくてもいいのかなと、少しすきま風を感じた豊洲だった。

【ひよっこ】脚本家・岡田惠和氏が明かす 既定路線と想定外の結果
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4790593
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