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2021年10月20日22:33

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メイン・テーマ


メインテーマおもしろかった。むかし観たとき、とは言っても、伊丹十三と対で観ていた4、5年前では、(低い声で)なにこれ?って感じであったけれど、今回は遊び心に大変に大笑いしながらはしゃいで観れた。タカさんは秋元康のことを先生と呼んでも、森田芳光のことはバカヤローと言うのではないかと思わせるきっちりとんねるずではなく森田のセンス出したそろばんずくであるが、バカヤローと怒鳴るのは森田ではなく怒鳴られるのが森田な、これもそうした作品である。冒頭の幼稚園児のカラフルなダンボールお面やグルグル巻きの色紙輪っか鎖に、野村宏伸のモンチッチの眉毛に、観てるとなんだかのようなものを見ているような感覚に、旅館風ホテルの漫才談義に、緑色の紙くずをフレーム外に投げるとフレーム外から緑色の紙飛行機がヒューと音を立てて飛んできたり、もうこれは薬師丸ひろ子はどうでもよく森田芳光のセンスを即発というセンスである。とにかくそこらへんはおもしろかった。4人の男女のすれ違いが表されながらも、特に後期の鈴木清順の如くに、心理描写なんか追わせてなるものかみたいに進んでいきただただゴッコする。一応、例えば、薬師丸が野村、或いは財津和夫と会うときのふたりきりなんかの男女のふたりきりではしっとりとドラマを組み立てるも、後はずっと遊び。でも、アイドル薬師丸ひろ子の二十歳のアニヴァーサリー映画として、笑顔なんか彼女の魅力もおさえ輝かせている。ある種の祝祭映画である。ちょっとリズム的にずっと同じ感じでダレはさせるが、シティーボーイ風にしながら野暮ったい森田節は炸裂している。



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