キネマの天地と青春デンデケデケデケ、おもしろかった。前者は2週間前ぐらい前に観たのかな。親子のことにフォーカスするか撮影所のノスタルジーか、分散していてなんだかどこを見ればいいのかよくついていけず入り込めなかった。山田洋次ゆえ散漫になるではなくまとまったアンサンブルなんだけど、言わんとすることがどっちつかずで、どこを見ればいいのだろうとこちらの気分が分散する(そう考えれば、キネマの神様は菅田の映画への想いが一本柱に一貫してあり、そこに過去や現在いろんなエピソードが絡まってくるのでスッと観れたような気がする)。有森がアイドルのような作品で、ずっと平坦な感じがして、でも渥美清の料理屋の女中さんのドカドカドカと階段の上り下りなどの口上、やはり惹きつける。青春デンデケデケデケはいつも目眩がして気分が悪くなる。手早いモンタージュやカメラの動きでそうなるのかも。でも、走馬灯のよう、というより雷鳴のとどろきのように瞬時にムーヴする、そのような青春のデンデケデケデケのセンスが構築されているのだろう。モンタージュカドラージュデクパージュ見たさで観ようと思ったのに、それで眩暈がしてしまった。また観てみよう。
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