沖縄慰霊の日。
高校3年生、高良さんが詠んだ「あなたがあの時」は涙なしには聴けなかった
感動に浸っていた余韻も束の間、次のプログラムに安倍ちゃんのビデオレター。消した。
(承前)《愛知2》
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1976083924&owner_id=8666179
『画家たちの欧羅巴』(メナード美術館)★5.
今回の訪愛、メインスポットの1つ。
ポーラに比べれば小ぶりな美術館だけど、3度目でもワクワクできる確かな所蔵。
一度目はスーラ『アンサンブル』を訪ねて。
その時、学芸員から「もう1枚のスーラ『働く農夫』を展示するときに連絡する

」と約束されて、1年以上経て忘れたころにメールが届く。
2枚目のスーラを訪ねて2度目。
駐車場に先着のクルマは2台。
ロビーのゲートが開くと、いきなり馬に乗って両手を広げた少年騎手の木彫像。
作家、マリノ・マリーニが《相模原・光と緑の美術館》にたくさん居たことを、全く記憶になかったのだから恥ずかしい
舟越父の作品をMOTで鑑賞してから、どうしても観たかった舟越子の作品。
これまでの2度は『長い休止符

』。
そして、今回はプリシアンブルーが見事に映えた『月の降る森』[m:150
教会からすっぽんぽん女子が突き抜けている。Bravo!
スーラばかりを追いかけていたので、メナードなんて2つほどの展示室しかないもんだと記憶が残る。
第1展示室《憧れの欧羅巴》、第2展示室《ゴッホと日本》。著名な作家たちの名品をほぼ貸切で眺めながら、そういえばコリドーの奥に第4、第5と展示室が残っていた。
第4展示室《仏蘭西に集った画家たち》から、島田章三、佐伯祐三、海老原喜之助など。
特に海老原の『サーカス』は、ありえないほど馬上のピエロ。
第5展示室《もっとmore[西洋絵画名作選]》。
実は第4に鑑賞よりも会話に忙しそうなおばちゃんたちがたむろっていたので、先にこちらを鑑賞することにした。完全なる貸切。まるで、クレラー・ミュラーのゴッホ室に立った時のような感覚に陥った。
じっくりと、たっぷりと、贅沢に時間を掛けて1枚1枚、西洋絵画の名作を鑑賞する。
15枚を観終えて踵(きびす)を返す。
第4展示室に戻ると、すでにおばちゃんたちは去っており、完全なる貸切再び。
移動制限解除の人ごみは、ここメナードに聞こえてこない。
さて、いつものようにロビー展示に戻って彫刻から、第1・第2と絵画を舐めるように(←舐めない)復習し、第3の舟越桂に別れを告げて、第4・第5へと繰り返す。
第5展示室に先着していたおっさん3人組が、タブローに向かって声を掛けている。
農協慰安旅行の自由時間で、間違えて美術館に入ってきてしまったカールおじさんトリオ。
これは興味深い。つかず離れず、聞き耳を立てることにした

「これは上手いな。モネか。聞いたことあるな」

「モネな」

「モな」
今回はスーラ作品はないが、点描代表でエドモン=クロス。

「これは筆じゃ書けんだろ。シール貼ってるんやな」

「この辺、シール貼ってあるな」

「あるな」
ピカソについては、

「ピカソや。下手やな」

「聞いたことあるな」

「ピカソ」
なぜか、先頭から三番手まで縦に並んでセリフの序列も決まっている。
特に3番手の

は、絵を観るのさえ面倒くさそうについていく。
シャガールの前に立つ。

「シャガール、聞いたことあるな」

「そやな」

「…」
つまり、もう飽きている。

は画家の名前を告げるだけになって、

は相槌、

は言葉を亡くして疲れ切っている。
川オスイチオシのビュッフェ。

「ビュッフェ…聞いたことないな。うちのやつは知っとるやろ

」

「食べ放題のランチと違うで

」と、声に出したか出さないか。

「ビュッフェか」

「…」
そして、ラスト展示のタブローがこれ。
『星座』(マグリット)
一体、彼らカールおじさんトリオから、マグリットについて何が語られるか。
注目の瞬間。

「…」

「…」
ちらっと見ただけでノーコメントで展示室を出て行った。
3人目

に至っては、作品すら観もせずに出て行った
冷たい風が頬を撫でていく
さて、滞館時間2時間。閑静な美術館で十二分に堪能した。
受付にメナード所有のマグリット作品を確認する。
答えは3作品。きっと、全作品を鑑賞しているけど、前回のメナードでどれを鑑賞したのか、記憶に自信がない。
(つづく)

「ナナちゃん」79日ぶり着替え
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6131323
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