そう言う区分けで言うのは子供持ちの家族には伝わりやすい。今日のDVD観賞会は兄もいたんで家族に、『シカゴ』と『メリー・ポピンズ』を右手と左手それぞれに持って、どっちがいい?ゲスを描いたのといい人を描いたの?と言うと、どっちでもいいと言われたのでゲスの方を観る。ゲスの方だけれど、DVDを持ってるぐらい好きな作品で、全編を繰り返し観ないけれど、オール・ザット・ジャズの冒頭と最終盤の「だってあなたが嫌いよ」と言って「ショービズはそれが邪魔にはならない商売よ」と投げ返し、ふたりのショーに入っていくところは観るときは何度も繰り返して観るときがある。久しぶりに全編を通して観たけれど、いつもと同じように、なぜかラストには感涙してしまう。なんでもありのシカゴの、スキャンダルとスターのセンス、それは生き抜いていくアメリカをもっとも表している感覚がある。それと、そういうことよりも、音楽が高揚感をたかめてくれるんだと思う。『シカゴ』はいいな。いまだに裁判が続いているので、以前よりも親近感があるのかな。
しかし、シカゴはショービズのトランプ政権を予言していた、と言うより、変化を求める民はそのショービズの欲動のセンスにいたのかな。シカゴを監督したロブマーシャルが、良い人の帰還という命題を放ってるかのような、メリーポピンズリターンズを放ってるのは、良心を取り戻せ的に、なにか、メディア操作的に、大きなお世話だろ、と思うが、マスコミュニケーションしている感覚で面白い。何よりも、シカゴってこの作品とても旨く創られているよね。
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