新日本プロレスビッグ・ファイト・シリーズ第2弾もいよいよ終盤戦に突入。
4月13日には福山市体育館(テレビ生中継)では最終戦の4月19日蔵前国技館で5対5による柔道形式の勝ち抜き戦が決まっている正規軍と維新軍がメインでシリーズ最後の前哨戦。
猪木、藤波、木村健吾組vs長州、アニマル浜口、谷津嘉章組は長州が藤波にリングアウト勝ち。
セミファイナルは坂口、木戸修組vsマスクド・スーパースター、アイアン・マイク・シャープ組でスーパースターが木戸をフライング・ネックブリーカードロップ(フライング・スリーパー)から体固め。
このシリーズ、4月10日の千葉・佐原市民体育館で既に3月にデビューを飾っていた佐野直喜、山田恵一に続いて、同期入門の畑浩和が佐野を相手にデビュー戦を行い逆エビ固めで敗退。
先シリーズ再デビューの仲野信市、佐野、山田、留学生のパトリック・タナカ、畑と前座戦線も賑やかになりました。
翌4月14日は山口県立体育館大会、この日は同じ山口県の下関市体育館でUWFがオープニング・シリーズ第3戦を行っており、同じ山口での興行戦争という皮肉な出来事がありました。
山口県内に新日本とUWFの宣伝カーが乗り付けてスピーカーでPR合戦、営業マンはつい先日まで新日本で同僚として切磋琢磨してきた仲間同士でした。
UWFは下関市出身で地元の上井文彦営業部次長が自ら宣伝カーに乗り込み新日本の日本人宿舎の前まで乗り付けて、
「藤原!もしお前が本物のテロリストだったら今日のウチの下関大会に殴り込んで来い」とアピール。これに対し新日本の営業部員も「うるさい!このキ●●イ、帰れ!」と応戦。
フロント同士はガチの喧嘩になり、警察も出てきて「そこのプロレスの車、いい加減にしなさい!」と注意を受けて喧嘩両成敗となりました。
新日本は1800人発表と満員とは成らず。メインは猪木、藤波組が長州、谷津組に反則勝ち、セミの坂口vsスーパースターは両者リングアウト。
UWF下関大会は3100人(満員)発表。メインは旗揚げ戦の再戦で前田日明がダッチ・マンテルに勝利、セミはラッシャー木村がボブ・スウィータンを破っています。
主催者発表では弱体のUWFに軍配が上がりましたが地方での知名度はほとんどなく、上井次長はそれなりにチケットは売ったとは思いますがかなりの水増しがあったかと考えます。
UWFのオープニング・シリーズ最終戦、蔵前国技館大会のあった4月17日、新日本は徳島市立体育館(テレビ収録)で興行を開催。新間が「アントニオ猪木はきっと(蔵前に)来てくれる」と語っていましたが猪木は蔵前に行くことはありませんでした。
猪木はスーパースターとメインでシングルマッチで久しぶりの対戦、10分10秒、卍固めでギブアップ勝ちし、復調を感じさせました。
セミは藤波がシャープを体固め、長州、浜口、谷津組の維新軍はムハマド・カリム、エリージャー・アキム、ヘラクレス・アヤラ組と対戦、長州がリキラリアットからの体固めでアヤラを破っています。
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