2024年4月4日(金)
『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』(1967年)
監督:セルジオ・レオーネ
名駅・ミッドランドスクエアシネマ
ときは南北戦争のさなか、ところは西部のどこか、いい奴(=クリント・イーストウッド)、悪い奴(=リー・ヴァン・クリーフ)、そして汚い奴(=イーライ・ウォラック)、三人のむくつけき男たちによる、20万ドルの金貨を巡る争奪戦。
南北両軍の屍を越え、目指せ、金貨が眠るサッドヒルの墓場へ!!!
初見。素晴らしい。
ここ一番で、待ってましたとばかりにポンチョ姿になるイーストウッドがカッコいい。
猛禽類の目をしたリー・ヴァン・クリーフの悪相が渋い。
そして、ちょこまかとした卑劣漢ながらどこか憎めないイーライ・ウォラックが、本作の実質的な主人公。卑怯で、愚かで、哀れ。
彼の「貧乏に生まれた者は、坊主か泥棒になるしかない」というセリフにグッときた。
南北戦争の戦場シーンといったスペクタクルもあり、見ごたえたっぷり。
そして、ようやく大スクリーンで見ることが出来たクライマックス。
サッドヒル墓場での三人対決。ジリジリと高まる緊張に、モリコーネのメロディがオペラのアリアのように流れる。
シビれたぜ!!!!
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