昨日(15日)は、『劇場版 パタリロ!』を見た。
バンコランは、イメージがあった。
マライヒは…。
タマネギは演出も含め論外。
音楽は、私でも分かるくらいに、マクロスや彗星帝国のキャッチーな部分が、アレンジされて使われていた。
脚本は、パタリロの初期しか読んでいないか、初期をまとめてみたのか、定かではありませんが、苦肉の策のラストなのだろうか?
今時、テレビドラマでも使わないような安いCGには驚いた。
アニメを使ったり、顔ハメパネルでお茶を濁したり、ハチャメチャで突き抜けた表現ではなく、単に工夫を放棄したようにしか思えなかった。
パタリロの舞台監督の、初映画監督作品だと聞きましたが、舞台をそっくり持ってきたような画面であり、役者さんの発声や演技も、舞台のようでした。
BL系の画面は厳しい。
耽美の美がなく、ただ恥だけでした。
『翔んで埼玉』の安定感や、空間の広がりは感じられない。
目の前で、小劇場の舞台を見ているようでした。
心の広い『パタリロ!』ファンが見る映画でした。
(“失われたヒロシ”を借りてきた方が、良かったかww)
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