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2022年01月09日23:57

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映画を見ない日の出来事320

映画を見ない日の出来事320

青春18きっぷが1回分残っていたので、前から再訪したかった京都鉄道博物館へ行ってきた。
今回で2度目になるが、数年前のリニューアル後は初めてだ。
前回は京都駅から30分ほど歩いて訪れたが、今回はリニューアルに合わせて新設された山陰線の「梅小路京都西駅」を利用した。
駅の目の前が博物館だ。これは便利。
今日は3連休の2日目ということで、予想通りたくさんの子ども連れで大混雑。
入場券を求める長い行列ができ、あちこちで子どもの泣き声と親の怒声が飛び交うという、さながら阿鼻叫喚の世界。
そんな地獄の真っ只中に、ジジイひとりで紛れ込んでしまった。
まったくアウェイ状態。
しかし、まるで追い立てられるように館内に入ってみれば、予想外に広く、ベビーカーに小突かれることはなかった。
展示を堪能。とりわけ、「鉄道画」に引かれた。
写真もいいが、水彩や色鉛筆などで描かれたポストカード大の鉄道画の小品が、味わい深い。旅情をかきたてる。
名物のSL列車にまだ乗っていない。
次は閑散期の平日にしよう。

鉄道博物館の後、時間があったので、京都から米原に戻り、米原から北陸線に乗って、木ノ本駅で降りた。
木ノ本(きのもと)には、日本三大地蔵の「木之本地蔵院」がある。
となり駅の高月にある有名な向源寺の十一面観音像は見たことがあるが、木之本地蔵はまだだった。
ところが、のこのことやって来て初めて知ったのだが、木之本地蔵の本尊は秘仏につき非公開。
ただし境内に、秘仏を見立てた大きな地蔵像が立っていた。
初詣の賑わいも一段落したのか、静かな雰囲気だ。
お参りのあと、300円払って御戒壇巡りをした。
御戒壇(ごかいだん)巡りは秘仏のご本尊の足もとに張りめぐらせた通路を一巡するというもの。
通路といっても、中に入ったら真っ暗で何も見えない。通路の壁を手探りしながら、おそるおそる歩くことになる。
真っ暗で何も見えないのだが、網膜の残像だろうか、なにかモヤモヤとした光が見える。奇妙な体験で面白かった。

米原から敦賀までの北陸線沿線は名古屋からの小旅行にぴったり。
春になったら、のんびりと歩き回りたいところだ。



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