大金を投じたけれど
ほとんど役に立たなかった物の代名詞となった、
アベノマスク。
このマスクには約500億円もの巨額な税金が
投じられたとされている。
神戸学院大学の教授らが国に対して
製造業者との契約に関する文書の情報公開請求をしたところ、
文書は例によって単価や枚数が黒塗りにされていた。
未開示の理由を国は「今後の価格交渉に支障が生じる」
としていた。
教授らら情報開示を求めて国を提訴し、
2月28日に大阪地裁は開示するよう命じる判決を出した。
地裁は、「単価や数量を提示することは
今後の価格交渉に支障を与えるものとは認められない」
と至極当然の判断をしている。
情報開示文書の黒塗りは、別名のり弁といわれるが、
不都合なことを隠そうとすれがするほど、国民の不信が募ることを、
国はいつまで経っても理解できないようだ。
ただし高裁、最高裁へと上がるにつれて、国寄りの判断をするので、
国民の知る権利は、いつもの通り軽いまま終わるだろう。
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