びびる米独

民主主義国家と独裁者国家の激突だとか、
ならず者国家だとか言うことは勇ましいが、
どうも対ロシアへの米独の本気度が怪しくなってきた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、
ロシアは質よりも量で侵略をしており、
これに対抗するには質の高い武器が必須であると訴えている。

その武器とは、世界最強とされるドイツのレオパルド２だ。

300台もあればロシアの旧式戦車を撃破できると
軍事専門家も太鼓判を押している。

しかし、ドイツはレオパルド2の投入を躊躇している。
またアメリカも装甲車を提供することで
お茶を濁そうとしている。

ようするに米独は、ロシアと事を構えることを恐れているのだ。

戦略核使用を匂わせるなど
頭のおかしいプーチンによるウクライナ侵攻が
第三次世界大戦につながるではないかと、
びびっているのだろう。

ただし、レオパルド戦車を輸入しているＮＡＴＯ諸国からは
ウクライナに供与したいと申し出がある。

本来はドイツ政府の許可が必要なのだが、
黙認するかどうか瀬戸際の判断を迫られているらしい。

水面下で停戦に向けた交渉もしているのだろうが、
どうも米独の動きをみると手詰まりに思える。

プーチンのせせら笑いが聞こえてくるようだ。