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2026年09月29日11:00

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「劇団限界集落」第9回公演『喜劇 春埜山 きつねつき』~3

(続き)

第2幕が開くと、中央、上から巨大なカーテンが垂れ下がり、それに様々な紙や布を貼り付けて木肌らしさを出している。素晴らしい大道具だ。
どうやらこれは春埜山のご神木らしい。
頭上に耳が立った子ギツネらがその周囲で歌い遊ぶ。

そこへ平五郎に命令された理恵達が清彦を探しにやってきた。
道に迷った彼らは、こんな山中で「なんでも相談所」の看板を見つけ、助けを求めて中に入る。
応対する所長と部下らは、何故か末吉の郷里のじいさんばあさんらとよく似ている。お尻からはシッポが出ている(ように見える)。
理恵は所長に訊く、清彦を探しているのだが知らないか? そして帰り道を教えて欲しい、と。

相談所から出ると、御神木の回りを遊んでいる子ギツネらに混じって、楽しそうな清彦の姿を見つけた。

一方、家では、末吉の土葬を実現してやろうと考える連中が悪知恵を働かせ、ドタバタが始まる。
弟の正一はノセられて、黒紋付を白装束に着替え、末吉の代わりに棺桶の中に入るが、そのうち大イビキ。
平五郎らは、死人が生き返ったのかと大騒ぎ!

物語に妥当な結末は訪れるのかどうか? もはや展開を追うのはこれくらいにしておく。

舞台がはね、並んで挨拶をする出演者とスタッフ達。
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代表の松井茉未と子ギツネ役の子供ら。
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全員舞台を降り、客席の間で賑やかに歌と踊りの続き。
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不確かで自信はないが、歌詞を拾うと、
…人は皆、死ねば土へ還る。
我々は皆月から来て、月へ帰る。
宇宙から来て、宇宙へ帰る。…

果たして土葬はできるのか? 誰が大混乱を解決するのか? もはや分からなくなるが、そんな些事はどうでもよくなる。
春埜山のキツネ共は我々人間のやる事なす事を一体どう見ているのだろう?

観客達も皆歌と踊りに合わせて手拍子、何だか幸せな気持ちが胸に溢れてくる。


 脚本・演出 松井茉未
 ピアノ伴奏 岡本千恵
 音響/効果 チャンジ,松井秀樹
 証明 三室勇樹,中谷友亮
 衣装 柳澤知子,高津菜穂子,中林弥栄,松下倫子
 小道具/舞台美術 高津菜穂子,進藤博行
 チラシ・プログラム制作 村上真美
 
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