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2026年06月22日23:32

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長徳寺寄席2026~東西二人会 柳家さん喬 & 露の新治 (追記)

6/21(日)、菩提寺である長徳寺で毎年恒例の「長徳寺寄席~東西二人会」が開かれた。
この落語会は1997年に始まり、今回は25回目となる由。
内、2020年と21年は新型コロナのせいで中止となったが。
私は2013年に初めて聴き、その後毎年必ずという訳ではないが、今回は11回目になる。

当初演者は流動的だったようだが、まもなく、東からは柳家さん喬、西からは露の新治に固定された。詳しくは知らないが、前住職との強いコネクションがあったようだ。
今回も出演した噺家はこの二人である。
二人は共にまくらに入る前、前住職に就て触れた。前住職は一昨年亡くなり、この2回は若住職が運営している。

木戸銭は当初1,000円だったが、2022年から1,500円になった。

2013年の私のレポートでは、柳家さん喬(1948- /東京都出身)が、芸術選奨の文科大臣賞を受賞したと触れている。
2024年に彼は落語協会会長となり、2025年には文化功労者に選出された。
文化功労者となったのは、落語家では桂米朝に継いで二人目である。

 〈追記〉
 6/29、落語協会の新会長に、さん喬の後任として林家正蔵(九代目/1962- )が選出
 された。祖父は七代目正蔵、父は三平。

一方の露の新治(1951- )は、大阪市生まれだが、母親は浅草生まれだとの事。
彼は人権重視の噺家で、「新ちゃんのお笑い人権高座」で全国を回り、2015年にはその功績から奈良人権文化選奨を受賞、また同年には「新治ひとり会」が文化庁芸術祭優秀賞を授与された。

今回の演目は以下の通りであった。

新治『千早振る』
…『百人一首』の別名もあり。
在原業平「ちはやふる神代もきかず竜田川からくれなゐにみずくくるとは」の珍妙な解釈。「竜田川」は相撲取りの名であるとのでたらめからスタート。

さん喬『長命』
…『短命』の名でも通る。
伊勢屋という質屋の美しい娘の婿養子の早死に、その後釜の婿養子も、またそのあとの婿養子も早死にする。その訳は娘の美しさにあると、近所ののご隠居は尤もらしく言う。
それを聞いた八五郎は、じゃあ家でも伊勢屋の娘がやっているように、お茶碗の出し方から何から、真似してやってみようと思い、妻(名はくま)に頼み込む。

 〜中入り〜

新治 『あみだ池』
…大阪の尼寺 和光寺は通称「阿弥陀池」と呼ばれている。
新聞に出ていたという殺人事件の記事。新聞を読まない男は、隠居のウソを信じて恥をかく。男は、同じウソで騙してやろうと友人の家を訪ねたが、エライ事になる。

さん喬『妾馬(めかうま/めかんま』
…別名『八五郎出世』。
大名に見初められ側室となった妹が世継ぎを生み、兄は祝いの場に招かれ大名屋敷へ。粗忽者の兄は、慣れぬ場所で、さてどう対応するのか。慣れないだけでなく酒も呑んでしまった兄が起こす一騒動。

13:30スタートで16:00迄、2題ずつたっぷり聴かせてもらい、会場のおじさんおばさんはおおいに笑った。
 
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