エイプリルフールを真剣に考えていたのは中学生ぐらいまで。
高校生になれば真偽を上手く使い分けて人生を渡り抜いてきた。
そしてこれからも4月1日にこだわる必要など微塵もない。
バスキンロビンスのロゴが変わった。
これが今日見た最初のニュース。
どうせ、嘘だろ
本当だった
食べたくなってきた
どうせ、チョコミントだけど。
《茨城6》承前
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日本三大名瀑を堪能したのち、ようやくやってこれた北茨城のさいはて。
まるもりした植樹が目に入ってきた
ロケーションは異なるけれど、建物の第一印象は韓国ミュージアムSUNとしたらできすぎか。
《茨城県天心記念五浦美術館》
この地に立てたことに幸せと感謝を忘れない。
目的は岡倉天心よりも前に内藤廣。
地方の名もない美術館。
何といっても閑散とした雰囲気が素晴らしい。
渋谷ストリームホールや紀尾井聖堂で十分に予習を果たしている。
それ以上に、如水会館での講演会では会話を愉しむこともできた。
来るべきしてやってきた。
だから、いつものように、チケットのもぎりがジリジリとするぐらいの時間を掛けて、アプローチからエントランスまで眼も耳も行き届かせて、ようやく自動ドアのマットを踏む。
この行動が、実はスタッフさんに注目されているということを、この地ではないもう一つのさいはてで知ることになる。が、それはまた別の話し。
この日は花より団子。
滝を見て、ここにやってくるまでお昼を摂っていない。
神保町のボンディをはじめ、日本中のたくさんのカレーライスを食べ尽くしているけれど、この《いかすみカレー》は日本三大カレーに堂々とランクインすべきほどの絶品。
カレーだけ食べに、またこの地を訪れたい。そう思わせてくれるほどの味だった。
ロケーションやTPOに豊富なプラス要素はあるけれど
美術館だというのに、ちっとも展示室に足が向かず、天井やら床やらを舐め尽くすように見つめていく。
難所ゆえの大切な時間。
工法や材料のことなどは何ひとつ知らないけれど、これが内藤廣の手によるものを知っている。
結局、展示室に入る前に園庭に踏み出て、雨どいなしの絶妙な設計を堪能する。
雨除けに瓦が縦に組み込まれていたのはどこだったかな
来て良かった。本心から感謝する。
ようやく岡倉天心。
現代の山田五郎といったところだろうか。
彼がいたからこその横山大観、そして木村武山。
おぼろげながらの知識しかなかった天心を、この日、ようやく確実な知識に加えることができた。吟じます。
朦朧体。
欧州の印象派と同じように、保守派から外された連中が茨城の地に隠遁して、やがて実力を発揮する。
落語協会を脱退した立川流ということか。
同じモチーフを描いたという曾祖父のお軸。羨ましいほどの母娘の会話。
素敵なお母さまの驚いた顔が目に浮かぶ。
ようやくの企画展《木村武山展》は定員50人のギャラリートーク。
入館時はそれほどでもなかった館内だったのに、ギャラリートークにはしっかりと茨城人が集まっている。
講師1人にギャラリー50人。
木村武山を詳しく知らない神奈川県民にとっては、ちょうどいいレッスンだった。
ありがとう、武山。ありがとう、天心。
圧巻だったのは庭に続く裏門。非常口にサイネージの上方部にも彩彫が施されている。
これも内藤廣のセンスなのか、或いは虫嫌いのスタッフの感性なのか。
美しいものには笑いもある
内藤廣を離れておよそ500m
あらためて入館料を支払って天心作・六角堂。
《観瀾亭》
かつて国登録有形文化財だった天心思索の地は、2011年3月、天のいたずらでその姿を失った。現存は2012年4月に再建されたもの。2026年2月にはお化粧中。
美術館とともに天心尽くしの町。
北茨城市五浦。
避暑の街。読み方は、いずら。
(つづく)

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