差別主義者でも右側でも決してないけど、旅先での団体ツアーリストたちには辟易していたところがある。
コロナ期間の旅の快適さは諸刃の剣なので『ふたたび』は望まないけれど、例えば今回の中国の自粛措置によって、異常に釣り上がった宿泊料金の修正や、観光地でのモラル回帰が生まれるなら塞翁が馬。
どのような落とし所を見つけるのか、政権にとっての難題ではあるけれど、本音は朗報としておこう。
もちろん僕は向こうに行かない。
《たまび》承前
1982年10月9日以来、人生2度目のたまび。
1度目はバスに揺られて学祭の時期でもないのに遊びに伺ってる。
今回の目的はただ一つ、セラの輪っか。
チャッピー情報によると『伊東豊雄作品の図書館あたりにあるから、見逃さないように』との回答。
少なくとも15分、アリの巣を探すかの如く地面を見つめながら彷徨った。
学祭にやってきている高貴な人たちの好奇な視線を浴びながら。
結論はチャッピーの偽情報。
美大生スタッフに尋ねてみたら解決した。
おそらく卒業生作品であろう幾つかの彫刻を見ながら20号館へと向かう。
目指すはセラの輪っか。
この作品の歴史を調べると感動的な遍歴を知ることができる。
果たして多摩美大生は、みなそれを知っているのだろうか。
「反転し合う直角、ヘクサグラムの基礎板を取り囲むために」
ブルーキューブで出会ったアーチストと、ディア・ビーコンのセラ作品の話題で会話した。
当時のことを思い出す。
あの大きなインスタレーションの真ん中で、敬虔なクリスチャンが泣いていた。
セラの輪っかの真ん中には、学祭の幟が立てられていたけれど、そのぐらいの扱いで大丈夫。
八王子のキャンパスに存在すること自体が奇跡なのだから。
本部棟に置かれていたレンガボールのオブジェ。
『白い球には絶対に触らないでください』
白い球ではない。
つまり、触っても良いですよ。というアイロニー。この作品が好きになった。
多摩美をあとにして、せっかく八王子までやってきたらからと、ハンドル切って藤野アートスポットへ。
《緑のラブレター》
中央線下り左サイドに座ると藤野駅過ぎから見えてくる巨大インスタレーション。
残念ながら藤野アートスポットのほとんどは、財政難と時代の変遷でゴミ化してしまっているが、なんとかこのラブレターだけは維持をしていきたいとクラウドファンディングをスタートさせている。
この日はクラファン実施前。
つまり、ほったらかしの獣道。
今更ながら、山道を登ってラブレターに近づかないで良かったと感謝をしている。
いま、相模原市のこの辺りにもツキノワグマが出没する。
■中国 日本への渡航自粛を呼びかけ 高市総理の台湾有事めぐる答弁で「日本にいる中国人の安全に重大なリスク」
(TBS NEWS DIG - 11月15日 02:18)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8556955
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