開幕から『null2』には入ることをあきらめていたのはなぜだろう。
落合教授が丹下健三氏のことを「たんげ、たんげ」と呼び捨てにする生意気さに呆れていたからだろうか。
いつか、巡り巡って川崎の街にやってきてくれたら、入ってあげてもいい。(←入りたい)
超絶な混雑ぶりを尻目にいち早く夢洲脱出。
目的は心斎橋の一点勝負。
フランク・ゲーリー作品に圧倒されるファンダシオン・ルイ・ヴィトン。
東京のヴィトンは青木淳作品。新作は銀座のティファニーということになる。
アートファンは正面の黒服とは顔を合わせずに、脇に隠れたエレベーターで会場へ向かう。

「東京よりも少し広いんですよ」と、微かに大阪自慢の女性スタッフ。
ヴィトン所有の草間彌生が無料開放中。
作品ギリギリにまで近づける公開方法は、ときにマナーもモラルも持ち合わせていない中国からのインスタねえさんによって迫害される。
カムで展示室の動きをスタッフルームに伝えていた黒服見習いの若いにいさん。

「あいつらが作品のすぐ前に立って自撮りしてやがる…」と、インスタねえさんを見事なFワードで切り捨てていた。
心斎橋そのものがインバウンドたちに溢れていた。それこそ、比率なら万博会場よりもインバウンドが高い。
毒キノコに囲まれて。
パリ・東京・そして大阪。
3ポイントコンプリートのヴィトンさんに御礼を告げて、この日の旅の無事を神様に御礼した。
《御津八幡宮》
ミナミのはちまんさん。
鳥居を出たすぐのドブ板上で、路上生活中のおばあさんがズロースを下ろして、座り小便をいたしていた。仁科里香。
インバウンドさんたちが逃げるように去っていく。
古き佳き大阪。許してあげようよ。

万博「null2」落合陽一氏が「とても大切なお知らせ」 “お引越し”発表「どうか皆さんのお力を」クラファン開始
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8498719
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