来年の4月にオランダ行きが決まったという先生に残念な告知。
過去、クレラーミュラーに行ったことはあるが、歳月を経てアートをより深く鑑賞するようになったからと、再訪を企ているとの談。

「来年の春には上野にいるはずですよ。カフェテラス

」
ショックな先生、あっさりとクレラーミュラー行きを取り下げていた。
《ポーラ2》承前
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『ゴッホ・インパクト』(ポーラ美術館)★5.
ガンダーの企画展を★10.としてみたけれど、このゴッホもすごかった。
キュレーターの実力がよくわかる。
展示されたゴッホ作品は片手程度だけれど、ゴッホをリスペクトしていた作家や、ゴッホ作品をオマージュしたマスターピースを揃えている。
ポーラ所蔵のゴッホ作品ではマイベスト『アザミの花』
ゴッホ美術館のアーモンドとともに、彼の描く草花はつくづく物悲しい。
来観客を飽きさせないための絶対的作品がモネ。
自分はいつかエトルタの象の鼻を観ることができるのだろうか。
それとも、山下公園の象の鼻で我慢しなければならないのだろうか。
点描の2人。
スーラとシニャックをこうして、神奈川県内で観ることができるのだから、なんと幸せなことか。
スーラはゴッホよりも若く31歳で早逝。しかし、その後、神奈川県でスーラータンメンがソウルフードとして育つことを彼は知らない。
叫んでいないムンク。叫んでいるのは犬の方
続いては日本編。
岸田劉生『夕陽』(1912)は京都からやってきた。
オレオのような額装は佐伯祐三『オーヴェールの教会』(1924)は鳥取からの遠征。
ポーラ所蔵だけではなく、しっかりと全国の美術館に声を掛けている。
嬉しかったのは前田寛治。
『ゴッホの墓』(1923)には、フィンセントとテオが仲良く並んでいる。
個人蔵ならではの貴重品。
そしてゴッホのマチエールを彷彿とさせる『メーデー』(1924)。
マエカン張りな良作。
今回のゴッホ・インパクト。
タイトル通り、幾つかの衝撃を得たけれど、そのうちの1つ。
消失した神戸の『ひまわり』。
大塚国際美術館から借り受けてしまったようだ。
展示品中、唯一、触れて良し。のはずだけれど、誰ひとり触れない。
そして、その神戸のひまわりをオマージュした中村彝『向日葵』(1923)。
大塚国際から持ってきたのだから、アーティゾンから借りることなど子どもの遣い。
そして、インパクトは神戸のひまわりだけではない。
キャプションには《伝ゴッホ》。おいおい、伊東市長か。
すでに贋作として負けを認めている大原美術館所有『アルピーユの道』。
大原美術館が唯一、ゴッホ作品として購入し、これが贋作と判断されてからはほぼ世に出ることはない。
(おそらく高知県で開催されるはずの名贋作展には招聘されることになるだろうが)
ゆえに、大原美術館では「ゴッホ」の3文字はタブーとして知られており、咳払いをするとこは「コッホ」でなければならない。
キュレーターがこの作品をあえてセレクトしたのは、やはり大原美術館所蔵の福田美蘭を同室に置くエクスキューズであったのだろう。
『ゴッホをもっとゴッホらしくするには』(2002)
オマージュと贋作の分水嶺。
このあと森村泰昌の数点が並んでいたが、映像コーナーだけ利用させていただこう
現代アート。
『言葉を重ねていく女』(2010)
桑久保徹、1983年神奈川県生まれ。
中学生に模型を破壊されたクワクボリョウタとの血縁はないようだ。
そういえば、模型を破壊した中学生はいま、なにを破壊しているのだろう。
プライマリーはTOMIO KOYAMA.
個展開催に注目して追いかけてみる
『フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホのスタジオ』(2015)
ゴッホの全てが網羅されたカレンダーシリーズの大作。
クレラーミュラーに行かなくても、このタブローひとつでゴッホの名作が鑑賞できる。
先生に教えてあげようかな。←教えない。
ガンダー+ゴッホ、あっという間に制限時間リミット。
やはりポーラは日本一。
■「かっこいいと思った」ビルのシャッターに落書きしたとして男(18)逮捕 渋谷区は“落書き対策”に年間約2億円を計上
(TBS NEWS DIG - 07月28日 17:41)
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