思わずもがな日本一暑い街へ訪れてしまっていた
37度、佐賀。
paypayほけんの熱中症狙いでは決してない。
今回の福岡・佐賀紀行。思いのほか、神社参拝が多かった。
《綾部八幡宮》
駐車場から境内を見上げると、横断幕に【国の無形重要文化財 旗上げ旗下ろし神事】とある。
赤あげて、白あげないで、赤さげない。というあれで文化財に指定されたらしい。
お参りを終えて御朱印をいただきに社務所へと向かう。
奥さまが出てきてくれて「暑いですね」の定番挨拶。
そののちに白装束をわざわざ施した宮司さんが出てきてくれて「うちは2枚の御朱印を授けるから」と告げて、御朱印帳を受け取った。
奥さまが冷たい麦茶を入れてくれて、これで宮司さんとの会話の舞台が整った。
そこから都合20分。
旗上げ神事のこと、鎌倉時代に宇佐神宮から鶴ケ岡八幡宮に本尊が遷った話、室町時代に戻り南北朝時代に北朝の探題が作られた話。
特に旗上げ神事については、毎年7月15日。気象予報士や気象台関係者が神事の見学にやってくるそうで、NHK福岡も毎年ニュースに取り上げてくれる行事らしい。
この日に高く掲げた布旗を、秋の彼岸前に旗下ろし。その時の旗の巻取り具合で、それからの天候を36種類にわたって予報するらしい。この行事、1000年近くも続いている。

「平成18年頃の旗上げ神事で《異常気象》が予報されて(←自慢)、それから日本の熱帯化が顕著になった。今年も異常気象と干天による水不足が心配される」とは、宮司の弁。
一の鳥居と重なるように立つ二の鳥居。
荘厳な石鳥居が肥前地方の特長でもあるが、

「あれも肥前鳥居ですか?」
の問いかけに、「うちは普通の鳥居。肥前鳥居じゃないよ」と、気象以外のことには無関心。
肥前鳥居の特長は残しているけれど、責任者がそう語るのだから明神鳥居であるのだろう。深くは調べずにおいておこう。
みやき町。神バナナを使用したバナナシェイク800円。
値段に惚れた。
これだけ高いので不味いわけがない。
昨日、飯塚オートで全財産を失ってはいたが、裏金からのシェイクを1杯。
未記載。いな、ミキサーで作っていた。
さすが、1杯800円。こんなに美味しいバナナシェイクは、中学生時代に飲んでいたドムドムのバナナシェイク以来のこと。
《千栗八幡宮》
見事なる肥前鳥居。
地元の人に問う。《千栗》を何と読むか。
答えは『ちりく』。
千栗と書いても「ちくり」とも「ちくび」とも読むべからず。
その理由は、その昔、境内に1000もの栗の種をまいたところ、一夜にして栗の花が咲き、実がついた。
しかし、その実はすべてが《逆向き》についていた。
そんなフェイクニュース。
栗の逆だから《りく》。千栗で《ちりく》。令和の戸籍では認められないだろう。
急峻な階段を登って拝殿へ向かう。
階段の下には【栄光への石段】の石碑。
むかし 一人の少年が この地にいた
少年は くる日も くる日も この石段をかけ登り かけ下りた
そして 少年は この石段もわが師と仰ぎ 心とからだを鍛える場とした
長じて少年は 自らの夢をはたし バルセロナとアトランタの両オリンピックで
栄えある金と銀のメダルを受けた
少年の名は 古賀俊彦 その人である
平成の三四郎。わずか53歳で没す。合掌。
それにしても佐賀の人は字が下手くそだ。
■8日は午前から35℃以上の猛暑日続出 東京都心は36℃予想 ゲリラ雷雨にも注意
(日本気象協会 - 07月08日 11:56)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=174&from=diary&id=8382863
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