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2025年04月20日20:33

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《アート》終日ひらび

9時30分の開館から入って、ようやく出てきたのは15時30分。
6時間、平美に缶詰のその理由。
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『中村正義-その熱と渦-』(平塚市美術館)
ひらびーの課題作品の前に立ち、じっとタブローを眺めている。
キラリと輝く瞳に信念が宿る。
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関係者が昇る階段を見上げ、ふと我に返って一角獣とペコちゃんとの再会に感謝する。
前日に見た夢では、何度も何度も平塚駅から平塚市美術館を往復する黒パッソのシーンが流れていた。これがリアルになっていくのだろうか。今は誰もわからない。

定刻。ミュージアムホールに飛び込んで、まずは中村正義を知る。
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035『父をめぐる旅』★4.5
知ることの多いドキュメンタリーだった。
100分と少し。ホール内ではいびきの音色も聴こえていたが、それでも客電がつくまでの間、鑑賞者の多くが着席していたのだから、良くできた作品と言えよう。
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ようやく足を踏み入れた展示室。
中村正義の敵・中村岳陵の作品の先には、日展三山のひとり、高山辰雄。
日展画家の描く目に従って、やはり黒い線が流れている。
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川崎市民にとっての中村正義は、生田緑地のまだ先にある、細山にある私設美術館。
おいらがそこへ初めて辿り着いたのは、もう10年も前のことになる。
mixiを紐解けば、正しい答えが現われるだろが、そんな時間も惜しいから、先入の印象は「顔」だらけの作品と、小さなスケッチや下絵など。
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だから、思いのほか大作ばかりが惜しげもなく飾られた平塚の展示室に驚いた。
ドキュメンタリーに接したからという理由もあるけれど、この作家が好きになった。
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日展と喧嘩別れして、出会った三上誠に教えられたアバンギャルドな作風は、まるで別人の岡本太郎が書いたかのような錯覚すら覚えてくる。
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作品『男と女』。
2人がまぐわう股間には「正義」のサインが記されているという。
いまだに発見できないおいらとしたことが、股間ばかり視線を捧げていることになる。
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多才。そして、中村岳陵という師匠のいじめによって画商から締め出されたというのに、優雅な生活を営むことができたのが、映画との関わり。
源平海戦を描いた連作は、巨匠・小林正樹『怪談』のストップシーンに使われることとなり、このあとも多くの作風にチャレンジしている。
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マスターピースの『ピエロ』は国立近代美術館収蔵。
日展で描いていた無機質の目は、ここでは舟越桂が埋め込んだ瞳のようにとろりと光っていた。
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ギャラリートークが始まる時間がやってきた。
著名日本画家が呼ばれ、美術館関係者とのトークが用意されている。
多くの聴講者が予想され、ギャラリーでのトークが危ないと判断され、こちらもギャラリーホールへと場所を移す。
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ギャラリートークの感想は書くまい。←書かない。
ただ、ひと言いいたいのは、招聘された74歳の女流作家さんが可哀想でならなかった。
MCを担当した美術館関係者の進め方が、川崎オスカー史上にして最低の仕切りとアプローチ。名誉のため、多くを書くことはやめておこう。
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川崎の私設美術館で多く観たスタイルがこのモンタージュ。
10年前に観た記憶から「中村正義=顔」のイメージが凝り固まっていたけれど、この日の平塚で見事に解消。もう一度、間違いなく細山の美術館に行くこととなるだろう。
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書は『正義不在』と『無』。
病気がちだった彼の深層心理が書かれているかのよう。
結核から始まって大腸がん。そして、わずか52歳での早逝。
ビッグネームとはいいがたい日本画界の存在だけれど、極めて実直でチャレンジングな画家だったようだ。そして、なぜか40歳代で八重洲に土地を買ってビルを建てている。
中村正義★5.
これから追いかけよう。
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中村正義に関係した日本画家たち。
初めてその名を聞く画家もいたほどで、展示室でも空白の間。
そこに2つ。
1つはゲストで呼ばれた女流画家の大好きなタブローがあり、そして、もう1つはひらびーの課題となる作品。
草むらの向うには海が見える。
そんなことを女流画家とお話しをしていたら、後方から先輩ひらびーさんたちからの声掛け。
ひよこ「どうして、そう思われたんですか?」
自分自身が思ったことを伝えると、ほんとうに心地よく、更なるトークをぼくに求めてきた。
覚えたばかりの三上誠のエピソード。いま、思えば、もしからしたらひらびー先輩たちは知っていたエピソードなのかも知れないのに、おいらの立て板に瀧なみのマシンガントークを笑顔を聞いてくれていた。
やがて白いひらびーが現われる。美術に対して真剣に対峙し、実直に学ぶ。
これをリスペクトせずに何を語れようかペンギン
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『よみがえる絵画』
企画展の2つめは平塚市美術館収蔵作品で修復を加えた作品たちの展示。
特に興味深かったのが鳥海育児の修復歴。安い画材を使っていたからなのか、ただでさえ分厚い彼のマチエールは必ずや寿命を迎えヒビが刻まれる。
「コレクションには向かない作家」これが答えのようだった。
井上三綱の牛には、インフィニティな縄が放たれているかのように見えていた。
生命力の溢れる牛。これが、おいらの答え。
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あらためてインナーセンスには敬服する。
平塚市美術館の守り神、佐藤忠良作『緑』。
なるほど、ステキなチョイス。感謝しかここにはない。



魚座「はらぺこあおむし×ハローキティ」コラボアートが懐かし&可愛い♪ ポーチや巾着、縫製アソートコレクション登場
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