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2025年04月13日23:38

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エーテボリ歌劇場ダンスカンパニー《ハンマー》(振付エクマン)��

2/17、NHK-BSの「プレミアムシアター」で再放送されたアレクサンダー・エクマン(1984- /スウェーデン)振付のダンス《ハンマー》(全2幕)を観る。
初回放送は2023年7/23。
これは、エクマンがスウェーデンのエーテボリ歌劇団ダンスカンパニーのために振り付けた3番目の作品。
エクマンは昨2024年パリ・パラリンピック開会式の演出・振付をした事で世界にその名が知られた。

振付・舞台美術・照明 アレクサンダー・エクマン
音楽 ミカエル・カールソン
衣装 ヘンリク・ヴィイブスコフ
舞踊 エーテボリ歌劇団ダンスカンパニー
収録 2022年12/7,10〜エーテボリ歌劇場

[Act 1.]

写真は全て放送のTV画面をスマホで撮ったものなので、写りが悪いのはご容赦頂きたい。
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男が1人ステージに出て奥へと歩いていく。手には赤色のハンマー。肌色のパンツをはいているので、遠くからだと素裸のように見える。
舞台の床には、大きな男女の顔の写真が敷き詰められている。
天上から吊り下げられたケース(右の女性の写真の目蓋のところに見える白い縦の長方形がそれ)にハンマーを収める。
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同じ衣装の男女20数人が入ってきてひと塊になり、肩を組んで声をかけ、離れて床に座り、準備体操のようなシンクロした動きをする。ダンサーは様々な人種が混じっている。
立ち上がり、一緒に斜め方向に歩いていくと、ある位置に止まって先と同じ動き。また斜めに歩いていき…
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ダンスというと音楽と身体のリズムをリンクさせて踊るのが普通だが、低い打撃のような音がして、しばらく無音状態が続く。
この間、ダンサー達は無音の中をどんどん踊り続ける。そして、ようやく次の打撃音。見ていてノル事ができず、奇妙な感じがする。
しばらくこのような集団シンクロの動き。

華やかな衣装(ガウン?)の女性が登場し、ボーっとした表情で床に腹這い、手足をのんびりと動かす。集団の男女と、衣装も動きもあまりに違うので、"何だこいつは?"という目で彼らの注目を浴びる。
音楽は次第に素材が加わっていく。
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パジャマのようなものを着た男性が入ってきて、先に入ってきた女性と踊る。
集団は袖に消えていく。
男女は遊び回り、走り回る。
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そのうち、様々なガウンやバジャマのようなものを着た男女が、ステージの縁に置かれたブロックを蹴飛ばしながら次々入ってきて、自由気儘に踊る。
音楽は次第にテンポを上げる。電子音やドラムスも加わる。
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1人が卒倒して倒れる、と、周囲の3〜4人が集まり、助け起こす。

1組の男女が親密さを深め、飛びかかり、受けとめ、激しくセンシュアルに踊る。
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音楽はトレモロ音となり、抑揚が官能的な山谷を作る。

ダンサー達はステージの最前列に集まると、驚いた事に客席の中に這い出していく。
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客らと声を交わし、微笑み合い、また、スマホで客と写真を交互に撮り合うダンサーもいる。
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彼らはついに椅子の背中に立ち上がり、手を叩き、叫び、客と一体になって盛り上がる。音楽も最高潮に。

一旦音楽は消え、再び客席を這ってステージに戻るダンサー達。
その間にステージは暗くなっている。
最前列で並ぶダンサー達。客に挑発的な声をかける。
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音楽はジャズに変る。変拍子でグルーヴするドラムス。

と、天上からばらばらと携帯型の照明器が落ちてくる。
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ダンサーは我先にとそれらに飛びつき、互いを照らし合い、集団は統一性を失い、めちゃくちゃに乱れる。
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音楽は長いクレッシェンド。
そして、幕が下りる。


(続く)
 
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