2024年のアート鑑賞。
鑑賞した企画展、常設展、ギャラリーは国内外合わせて215本。
あえてベスト

を選んでみるなら…
《海外》
『in your wildwest dreams ENSOR beyond impression』(アントワープ王立美術家)
『ピノ―コレクション』(ブルス・ドゥ・コメルス)
『la Fée Électricité』(パリ市立近代美術館)
《国内》
『ブランクーシ 本質を象る』(アーティゾン美術館)
『四谷シモンと金子國義ーあどけない誘惑』(下瀬美術館)
そして、中山美穂が生前、最後に鑑賞したという曰く付きの展覧会。
『ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ』(森美術館)
客を呼びたければ、たとえばフジテレビと組んで印象派あたりを呼んでくれば大行列の美術展は開催できる。
しかし、例えば本展は森美術館のキュレーターの実力をまんまと見せつけられた。
圧倒的なプログラム。
六本木で開催するから意義がある。
ルイーズ・ブルジョワ。
蜘蛛のオブジェで有名な女流芸術家。
芸術にまったく疎かった1997年。原美術館で開催された個展から27年。
展示されている作品の内の8割が日本初公開。
すでに終焉を迎えたけれど、もう一度、鑑賞しても良かったと思わせるほどの質量感。
初期アート作品を観終わって第一展示室。
いきなりのジェニー・ホルツァーが現われた
この展覧会、ひとりで来るべきではなかったと、冒頭からの失意。
感動を独り占めなんてできやしない。
森美術館という高層のホワイトキューブを存分に使い切っている。
予想通り、日本人よりもインバウンド。それも、東南アジア系よりも欧米系の観客が目立っていたのんきなウィークデー。
そのにちに伺ったところによると、日本人鑑賞客も多く訪れていたとの嬉しい報告。
このような現代アートに聡明な若者たちが集っている。
ルイーズ・ブルジョワ(1911-2010)
子どもの頃は父親のDVにトラウマを持ち、PTSDで精神を病む。
それでも必死に芸術を追い掛けて、ウーマンリブ運動にも勤しみ、やがて世界的なアーティストとして席捲する。
性に関する作品も多く、セクシャリティに興味が集中する。
乳首からヒモがでていたり、妊婦系のイラストだったり。
怖いのはクソDV野郎の父親をオマージュした肉片。世の中のDV野郎はすべて切り刻んであげたい。
このようなおしゃれな美術展に必ず見かける、一眼レフを持った美女鑑賞者。
カメラを構え、ブルジョアならではのセクシャリティな作品にピントを合わせる姿が、どうしてもカッコいい。
美術手帖さんに裏切られてナイトミュージアムには招かれなかったけれど、潜入スパイの情報で学芸員からのヒントを掴んでいた
そして、この作家の壺である”ENSORの墓にどうしてブルジョア作品”は、集まった30人はもとより、虎の翼の作家さんも預かり知らないことだった。
アントワープを訪れた先生だけが知っているニッチすぎる情報。
いつかまた ENSOR をどこかで鑑賞したい。
フェミニズム運動時代に制作されたピンク色の何か。
これがティッチアーノの作品のオマージュだとかなんだとか。
もう忘れたけれど、ひらびーなら知っている。
3D作品ていうやつだったかな。
浮かび上がってくるモチーフは、やっぱりセクシャリティ。
写真撮影解禁。
遺しておきたい作品ばかりだった。
2025年の美術展はゴッホを中心とした大物が多いと聞いている。
クレラーミュラーを呼ぶ担当はフジテレビなので没になるかもしれないが、週刊文春の失策でそろそろ許される機運が盛り上がってくるだろう。
今回の森美術館やジャン・ミシェル=フォロンを持ってきた東京ステーションギャラリーなど、渋い展覧会を逃さず見ていきたい。
これが今年の目標の一つ。
■「こっちは客やぞ」と罵倒する利用者 清掃は1日10回以上 「マナーの悪さ、すさまじかった」コンビニトイレを変えたもの
(まいどなニュース - 01月29日 15:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=8184865
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