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2024年12月14日19:58

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【肉弾】利重GO

岡本喜八生誕100周年でキハチブームが沸き起こっている(当社比)。
自らもキハチフリークと高唱する川崎オスカーは『肉弾』の単発上映を映画サイトから発掘し、すぐさま予約。一体、何回目の『肉弾』になるだろう。
フォト

101『肉弾』★10.
やはり、日本映画マイベスト第1位の評価は揺るがない。
仲代達矢の「大したことはない、ほんとうに大したことはない」に痺れ、さくら候補生の「きみのために死ねる」に涙する。
並木座、文芸坐…何度も繰り返し観ているから、次のセリフが浮かんでくる。
我慢を尽くしたあとの小便をするたびに、笠智衆の「しんじゃっちゃぁ、ダメだよ」が脳裏によみがえる。

今日からちょうど9か月前。惜しくも81歳で鬼籍に入った寺田農。
遡ること5年前。まだ少しだけ紳士らしさを残す頃の上野で、あいつに対して”肉弾が一番好きだ”ということを告げ、そして画家である父・寺田政明は息子の文学座入りにどのような感想を持ったのか、なんていうことを質問することができた。
持ち時間を無視してまで丁寧に答えてくれたあいつ。あいつには、ずっと好印象。

フォト

上には上がいた。
横浜シネマリンリニューアルオープン10周年アニバーサリー。
『肉弾』終映後に現れたトークゲストが利重剛。
ぼくの確かな記憶の一つに、岡本喜八監督の隠れた名作『近頃、なぜかチャールストン』の主役が利重剛。”ずいぶん下手くそな役者だな”が第一印象だった。

初めて聞く利重剛の半生芽
驚いた。途中まで、おいらと同じ歩み走る人
「中学時代から映画キチガイで、中学3年の時に観た『肉弾』に衝撃を受けた」
「それからは並木座や文芸坐、岡本喜八特集が開催されるたびに繰り返し再見し、映画館、ビデオ、DVD、そしてブルーレイ、もう100回は観ている」
「大学時代に映画研究会で自主映画を作り、ぴあFFに反戦映画を投稿した。その作品『教訓�機戮�アワード入選作となり文芸坐での上映が決まった。その時に、岡本喜八監督に大量のファンレターとレポートを送り、作品を観ていただきたいお願いをした」
そのお願いが叶い、喜八監督が利重青年の創った8ミリ作品を鑑賞。
そのしばらくののち、喜八監督からイエデンがあり「うちに遊びに来ないか」というお誘い。
これが切っ掛けで『近頃、なぜかチャールストン』の共同脚本が決まり、主演まで決まっていく。その後の監督・俳優人生は誰もが知る通り。
犬「岡本監督がいなかったら、いま、ぼくはここにいない」

神奈川県出身であり、映画ファンであり、『肉弾』がベスト映画。
ここまでは川崎オスカーも利重剛も同じだけれど、大きな違いがひとつ、ふたつ。
まずは、彼の母親が小山内美江子であるということ。
そして、その母のために高校時代に『3年B組金八先生』のプロットを、実際の10代の率直な意見として数々の助言をしたこと。
これは川崎オスカーにはない境遇と才能だ。

『肉弾』愛に溢れるトークショーだった。
年代にして一つ年上のアニキ格。
トークショーのあと、2人だけになったので、ニッチな質問をぶつけてみた。
蟹座「チャールストン、映画館では掛けられないですか?」
犬「フィルムしか残っていないんですよ。DVDにもなっていない。ただ、実は岡本真美さんと先日お話しをして、チャールストンのD-filmo化を検討しようという話題が出たところなんですよ手(チョキ)ほんの少しだけ期待しています指でOK」
蟹座「是非、もう一度観たいです」

岡本喜八。
ポスター『肉弾』に揮毫は岡本喜八のご令嬢・真美ちゃん(当時6歳)。
きっとまたどこかで生誕100周年記念上映が開催される。5本は観たい手(パー)



■“レトロ”なカメラはもはや文化?若者が古いカメラ、年配の人が最新機種を買う「逆転現象」、その理由とは…
(まいどなニュース - 12月13日 17:40)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=8131681

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