(続き)
◆11.「絵画・立体作品」
1987年の個展で展示空間を構築する面白さを実感した宇野は、毎回個展のテーマを自身で定め、それに沿った絵画や立体作品を制作している。
《ラムの大通り/ブリジット・バルドーとリノ・バンチュラ》(1991)。
明るい色調は珍しい。
《ルートヴィヒとエリーザベト》(1996)。
左《石の上に3年》右《シャンパンオペラを歌うディーバ》(共に2012)。
石粉粘土による。
《5月の詩》(2012)。
◆12.「近作・新作」
《恋人たち》(2015)。
《龍の落とし子》(2020)。
宗田安正が詠んだ俳句から創意した作品。澁澤龍彦へのオマージュを籠めた。
ロックバンドSHAKALABBITS《嘘を混ぜ込んだ真実のスープ》のポスター原画(2007)。
宇野亞喜良のイラストレーションは今も変容を続けている。
しかし、変容を繰り返しても、宇野は唯一無二の宇野(UNO)(*)である。
宇野のプロダクションを求めるアーティストは、今も若い世代を含め数多い。
観客の年齢層も、驚く程幅が広かった。
90歳になり、体調が心配だが、まだまだ創作を続けて欲しい。
(*)スペイン語のUNOは"1"意味する。
〈参考資料〉
『変容するイラストレーション〜宇野亞喜良』
ディレクター 陣野遥
放送 5/26、NHK-Eテレ「日曜美術館」
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