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2024年08月18日20:13

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《映画》アラン、ドロンする。

昭和40年代後半。
姉貴の部屋にスクリーン誌付録のポスターが貼ってあった。
当時、小学生の自分にとっては色男すぎて苦手。
しばらくして、ポスターはスティーブ・マックイーンとジュリアーノ・ジェンマに貼り替えられた。
中学生になって映画マニアとして生まれ変わっても、アラン・ドロンの色男ぶりが苦手のままだったけれど『太陽がおっぱい』否、『太陽がいっぱい』を観てから彼への評価が一変。立て続けに『冒険者たち』『地下室のメロディ』あたりを追い掛けたことを微かに記憶している。
今ごろ、空の彼方でマルコヴィッチに詫びているのかな。合掌。

カチンコ映画レビュー
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062『人生は小説なり』★4.
アランはアランでも、こちとらアラン・レネ。
まるで訳の分からない作品を作ることで有名なフランス人監督。
おそらく過去に『去年マリエンバートで』を鑑賞しているはずだけれど、何ひとつ記憶にない。

アラン・レネについてはこんな小噺がフランスにある。
警官「怪しい男だな。この辺りで窃盗事件が多発してるんだが、お前がやったんじゃないのか?」
男「違いますよ」
警官「本当か? 昨日の夜も事件があったんだが、昨日の夜はなにをしてた?」
男「昨日の夜は、映画を見てました。『去年マリエンバートで』って映画です」
警官「嘘じゃないだろうな? 本当に見たというなら、どんな話だったか説明してみろ!」

さて『人生は小説なり』。
何だか訳がわからないけれど、笑って許せるフランス映画。
先の小噺は『去年マリエンバートで』を『人生は小説なり』に入れ替えても成立する。

シアターは銀座エルメス le Studio ドル袋
どんな映画であっても良い時間を過ごせる特別なスポット。

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063『幻の光』★5.
是枝裕和監督の長編デビュー作。今回が初見。
能登地震チャリティー上映としての再公開。
ショムニの映画デビュー作品としても貴重であり、白い大きなパンツがセクシー極まりない。
静謐なスロームービー。そしてアーティスティックな情景ペンギン
聡明で感性豊かな人だけが感じ取ることのできる秀作。
舞台は輪島。昨年、出掛けた珠洲にデジャヴュを感じ得る奥能登の海岸シーン。
この作品こそ”映画館で観るべき映画”と断言できる。

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064『ボレロ』★3.
一発屋作曲家の小さな小さな物語。
クラシックコンサートへ出掛けるルーティンは『新世界』『チャイコン』『四季』『合唱』そして『ボレロ』。
クロード・ルルーシュのボレロが秀作すぎて、ラヴェルを描く本作がほんとうに小さく見えてしまう。
叶うことなら17分のフルオーケストラシーン、或いはダンスシーンを流すだけでもありがたい。
62歳の控えめな人生。その通りの控えめな映画。



カチンコ仏俳優アラン・ドロンさん死去 88歳 二枚目スターの代名詞 代表作「太陽がいっぱい」など
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=7984150

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