宇都宮にはピンク色の美しいペンギンがバスに乗っているらしい
そんな都市伝説を頼りにコロナの中、湘南ラインをひたすら東へと向かったのはもう2年も前のこと。結局、ピンク色のペンギンは見つからなかったけれど、代わりに美しいタブローたちが迎えてくれた。
《栃木3》承前
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そして、これで5度目ぐらいになるのだろか。
かなり交通の便が悪く、バス便も1時間に1本足らず。
レンタカーを利用しない限りは、行きも帰りも限られる美術館鑑賞。
大谷石に囲まれた自然豊かな山あいの美術館。
所蔵品も誇れるものばかり。
『イヴ・ネッツハマー ささめく葉は空気の言問い』★5.
ちょうどギャラリートークのスタート時間。まるでおいらを待っていたかのような展開。(←待っていた)
チーフキュレーターについてくる30人ほどのギャラリーたち。
トークはかなり深掘りされていて、とても興味深く聞くことができた。
この展覧会が日本初の個展。
もともとは映像クリエイターなので、映像関係の展示はあったようだけれど、インスタレーション作品については日本の芸術祭にも出したことがないらしい。
イカダをイメージしたインスタレーション。
この筐体の中に足を踏み入れて、ささやかなラビリンスを楽しんでいる。
「作品にはぶつからないように」と、キュレーターからの呑気なアドバイス。
おそらく、マナーを順守するそれなりの鑑賞者たちが集まっていることを察知しているのだろう。
コレクション展にも相当な興味があったけれど、思いのほかイヴ・ネッツハマーの仕掛けに感動を得ている自分がいる。
ポーラ美術館や豊田市美術館が喜んで受け入れそうな作品群。
ところが「巡回はしない」と一刀両断。
チーフキュレーターが5年がかりで仕掛けたインスタレーションの宝物。
「宇都宮美術館のハコに合わせた作品を作ってもらいました」と、胸を張って語っていた。
大谷石との共存。
一平ちゃんの出番はなし。
滞館時間は2時間30分。
帰りのバスは閉館前の1本に乗り込むことを決めていた。
企画展2周、そしてコレクション展2周。
2022年、丁寧に作品解説をしてくれた学芸員さんは不在のようだった。もしかしたら、さっきのキュレーターさんだっただろうか。いや、そんなことはない。
忘れることとは、新鮮さを蘇らせてくれる才能。それでいいのだ。
当時の日記をさかのぼれば分かるけれど、コレクション展の良質は前回には敵わず。
それでも定番のシャガールやカンディンスキーは健在。
マスターピースの『大家族』が迎えてくれた。
果たして、ピンクのペンギンを追いかけて、遥かベルギーへたどり着くのはいつのことになるだろう
■巨大岩塩、売却なるか=役目終えフリマアプリ出品―愛知・東浦町
(時事通信社 - 04月15日 14:01)
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