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2023年11月06日13:58

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《映画》死刑反対反対

石井裕也監督。
『川の底からこんにちは』★5.『あぜ道のダンディ』★3.『舟を編む』★5.『ぼくたちの家族』★4.『町田くんの世界』★4.5『茜色に焼かれる』★4.『アジアの天使』★3.
すべてを観ているわけではないけれど、かなり感性が一致する平成・令和の山本薩夫。
満島ひかりを妻に娶った時は驚いたけれど、今はもう昔。

カチンコ映画レビュー
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100『愛にイナズマ』★6.
2023年川崎オスカー賞の候補に立つほどの傑作。
今年は『怪物』(★10)という怪物作品があるので次点になるけれど、描きたいことを巧みに、且つ極めて知的に描き切った令和の叙事詩。
アベノマスクが日の丸に染まる。右側の人が見たら、怒りまくるほどのメタファーに拍手喝采。
演じるキャストすべてが好印象。そして、脱帽。

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102『月』★5.
その答えは血染めのカマ三日月
圧倒的なタブーに挑んだ本作は、文字通り令和の山本薩夫。
果たしてやまゆり園の被害者や、全国施設のスタッフを思うといたたまれもない描写だけれど、これもまた真実の一部。
隙を見せると加害者側に同調してしまうような瞬間があることに、そんな自分に、とても恥ずかしい思いをした。
再見はしないけれど、深く心に刻まれた名作の評価。

アートアートレビュー
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『死刑囚表現展 2023』(松本治一郎記念会館)
この展覧会があるから『月』を鑑賞したのか、『月』を鑑賞したからこの展覧会にやってきたのか。
すでに18年にも及ぶ歴史ある展覧会ゆえ、きっと『月』を鑑賞した切っ掛けで植松聖の作品が見たくなったのだろう。
己が尊敬してやまない北川フラム氏がこの表現展のプロデュースに名を連ねていたのも、トリガーの一つだった。
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国内拘置所に収容された確定死刑囚、未決囚が監獄内で描いた作品展。
今回は15人の囚人たちからの作品がシャバへ届けられた。
中にはどうやって拘置所の検閲を通ってきたのか、驚愕せざるを得ない作品もある。
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驚くほど上手な鬼滅の刃やアニメイラストレーション。
本作は自身が世間に対して語る思いの丈を、拘置所の検閲でセリフを黒消しされた作品。
この死刑囚は逮捕を逃れるために逃避していた福島で除染作業を続け、鼻血を出す病気に罹患した。そして、逮捕、収監、死刑囚。
現在は末期がんに侵されながら、刑の執行を待っている。
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そして、植松聖死刑囚。
『月』で震えた彼への印象は、このアジテーションに更なる震えが起きた。
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会場は想像以上の人いきれ。
ライティングディスクに置かれた《死刑反対》の署名に並ぶ記名者。
アンケートを書くものは、コメント欄が黒くなるほどの主張を書き連ねていた。
プロパガンダのるつぼであるのに、1枚のタブローに心が揺さぶられた。
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書き手の罪状は殺人。同じく死刑囚の夫(獄中病死)とともに4人の殺人を犯したとされている。
絵画を好きな人でも、動物を好きな人でも、悪魔になりうる証左。
人間の業をここに見る。

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《鉄砲洲稲荷神社》
死刑囚表現展で感じた重苦しい気持ちを神社で清らかに濯ぐ。
なぜなら、件の会場では被害者を思う気持ちが伝わってこないのだ。
境内に風が舞い、『よく来たね』と、いつものように歓迎していただいた。
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■検察側「責任能力は明らか」と主張 京アニ裁判、午後に弁護側が反論
(朝日新聞デジタル - 11月06日 11:53)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7625130
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