映画日記『コンフィデンシャル　国際共助捜査』

２０２３年１０月８日（日）

『コンフィデンシャル　国際共助捜査』（２０２３年）
監督：イ・ソクフン
名駅・ミッドランドスクエアシネマ２

ニューヨークを大混乱におとしいれた国際犯罪組織のリーダー、ミョンジュンが密かに韓国へ入国した。
ミョンジュンを追って、北朝鮮のエリート捜査員チョルリョンが韓国へやってくる。
チョルリョンは、かつて「共助捜査」を行ったことのある韓国のたたき上げ刑事ジンテと再びタッグを組むことに。
さらには、ＦＢＩの色男捜査官ジャックもまた、アメリカで取り逃がしたミョンジュンを捕まえに韓国へあらわれ、共助捜査の一員となる。
いっぽうジンテ刑事の義理の妹ミニョンは、米朝ふたりのイケメン捜査官を目の前にして舞い上がってしまい・・・・

笑いとアクションの痛快作。面白かった。
２時間９分の夢物語。
実際はいがみあっていても、映画ぐらいはやすやすと現実を乗り越えてもいいとおもう。
家に帰って、本作のＨＰを見てびっくり。
悪役のミョンジュンを演じてたのが、『エクストリーム・ジョブ』（２０２０）で激ウマのフライドチキンで笑わせてくれたチン・ソンギュだった。
妙ちきりんな長髪で顔が隠れていたので彼とは分からなかった。
出世作の『犯罪都市』（２０１８）では、ひたすら冷酷で凶悪な殺し屋役だったが、今回は悪役といっても暗い過去を引きずり、どこか淋しげな雰囲気がある。
幅のひろい役者だ。