ボテロの訃報が届く。
享年91歳。
コロンビアには生涯行くことはないけれど、どこかで見かけたら手を合わせながら、その丸みに微笑もう
履いて捨てるとは、やや失礼な表現だけれど、世界に数多いる芸術家たち。
認められて世に出るのはほんの一握り。
アートフルワールドで取り上げられていた水戸部七絵の画風を知るにつけ、不思議な世界だなと改めて感じていた。
シールアートの大村雪乃も興味深いアーチストの一人。
同級生画家が所属する《主体美術協会》の公募展『主体展』。
都美9月の風物詩。お陰様で閑散な環境下、視線を奪われた作品を取り続けていく。
スマホの容量もあるから、撮った作品をすべて保存するわけにもいかない。
誰の作品なのかも知らぬまま、即日に削除してしまったり、4枚を1枚にまとめたり、そして日記に残す日がやってくると、さらなる自主的な選抜を行って、厳選された作品だけがこうしてアーカイブされていく。
無責任にもキャプションすら残さないから、その作品がプロなのかシロウトなのか判別もしないまま、「当社比気になる」作品だけが、主体展よりもさらに過疎的な mixi日記に残っていく。
翌年、またこの時期が来た時に、きっと読み返す自分一人だけを対象とした覚え書き。
日記なんて本来、そういうもの。
mixi のお陰でファイル付きのデジタルダイアリーが遺せるようになった。
ありがたいものだ。潰れないでね、mixi
目に留まる作品をあらためて見直してみる。
写真ファイルから削除しがたい名作たち
1枚ものの作品は、ふたたび本物のタブローに出会ってみたいし、作家さんの別の作品も興味深い一作という評価。
公募展に出された作品を、どこかの美術館で見つけることはかなり困難なこと。
記憶を確実にしたいから、マイベスト主体展をふたたび掲載。
いつか、必ずこの作家さんを追い掛けて…
『山本裕美 油彩展』(月光荘)
月光荘画材店のベースにあるカウンターバー付きギャラリーにて。
主婦業、子育てをほぼほぼ終えて、再び絵筆を握り新作を発表
いわゆる休養前の作風から一転、抽象的な作画で「描きたいものを描く」(本人談)との意気込みで書き溜めた作品群。
ビジネスとしての営業成績はそれほどではなかったようだけれど、自分を含めて、来廊していた鑑賞者がこぞって油彩画の完成度を評価していたことは、決して社交辞令な言葉ではない。
『ニコライ堂』(2022)
初見では浮かんでこなかったモスクの陰影が、徐々にその姿を浮かばせてきた。
花シリーズについては、おいらをして「三岸節子」と言わしめた。
マティエールの薄さにより迫力は失ってはいるけれど、贅沢に画材が使えるようになれば、きっと誰もが評価する作家さんへとベクトルが向かう。
『薊』(2023)
作家仲間にして「須田国太郎」と言わしめた。
さらに「昭和の匂い」を感じるという感想は、おいらも大きくうなずいた。
『湘南』(2022)

「どこから?」
作家さんに対してこんな愚問を投げかけた。

「由比ガ浜から江ノ島です

」
同席していた老教授からは「そんなことはどうでもいいんだよ。タイトルからどう感じるかだ…」と注意をいただいたけれど、同じ老教授から「良い眼をしているね」なんて褒められて、宙にも昇る気持ちのまま銀座をあとにした。
有名無名を問わず。
己が感じるがごときに従う。
アートフル・ハートフル。
■高さ100メートルの観音様がピンク色に 1カ月限定の癒やしの光景
(朝日新聞デジタル - 09月16日 20:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7565077
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