38度線を飛び越えたアメリカ人のニュース
板門店には1度だけ行ったことがあるけれど、入場前にパスポートを預け、「今もなお戦争中であり、観光中の開戦等により生命の危険があることを承知しています」みたいな英語の承諾書に署名をして、ようやくツアーに参加できる。
ガイドさんから「絶対に北側へカメラを向けてはならない

」「北側に挑発したら韓国軍が逮捕する」と、かなり真剣な注意事項を伝えてくる。
板門店38度線の屋内に入ると、床に白線が敷かれていて、”あっ、ここを超えると北なんだ”と、意外と低いハードルに驚いた
別の訪韓時、臨津閣や都羅(トラ)展望台のあるDMZにも行く機会に恵まれたけれど、どちらもガイドさんの北・南分断の歴史に胸を悼めるおいらがいた。
《徳島2》承前
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いよいよ、訪ねる場所も限られてきた徳島紀行。
《葛城神社》
かつて、馬から落ちて眼を痛めた誰かがこの神社に運ばれて、神社の清水で眼を洗ったら、あら不思議。眼が見えるようになった。そんな謂れから『眼の神社』として大切にされてきた葛城神社へ初奉拝
視力もなく視野狭窄の身。神頼みも、美しきものをずっと見ていたいから。
めめの絵馬には、全国から眼病快癒を願って奉納されている。
ちょうど、お昼時。留守だった社務所から少し離れた集会場にいた宮司さんを捕まえて、御朱印をお願いする。暑いのに申し訳なかったけれど、快く応じてくれた。
日付けが吉祥日とあるのは、きっと忘れてしまっていたのだろう。
掠れ気味の揮毫は、逆に味がある。下段に垂れた墨も、よく見れば境内の鳩や雀に見えなくもない。(←見えない)
《大塚国際美術館》
困った時の大塚国際。これで4度目か、或いは5度目になるのか。
”日本一高い入館料”と巷間伝えられているけれど、これは間違い。香川県には1人5,000円のミュージアムがある。
自分が大塚国際を訪ねる理由の多くは、海外 tripenart の予習であること。
確かにフランスへ行く前には、ここでルーブルやオルセーの勉強をしておくことが、本場での楽しさが倍増する秘訣。
ということは、川崎オスカー(←おいら)ごときが、夏休みに海外へ出掛けるというのか。それは、また別の話。
まだ行くことのできないバチカンやイタリアに想いを馳せる。
大丈夫。いつか、必ず行くことになるのだから
3年前の3月。コロナくんの存在がなければ、出会っていたはずの『ヘントの祭壇画』。
でも、当時に行くことができていたなら、きっと羊の眼に気がついてはいなかった。
例えば、来年に行くことができたなら、おいらは修復後の羊に会えることができる

小学生を無事に送り出すことができたなら、Wish List の願いがまたひとつ、叶えられるだろう
いつものことながら、オープニングフロアの作品群にはたくさんの時間をかけて、スマホにその情景を収めていく。
どうせ、ニセモノ。展示作品だって、9割方は変わることがない。
これが、階を変えて、時代が流れていくごとに、鑑賞はおざなりとなり、写真さえ撮ることをやめてしまう。これが、多くの鑑賞客のルーティン。
ひとりぼっちの大塚国際。
今日は覚悟を決めて、1枚1枚を丹念に鑑賞し、出会えた本物との違いや思い出を振り返りながら4�劼瞭擦里蠅鮨覆瓩討い�。
受胎告知をしているというのに「箱庭作ったんですけど、観ていただけますか?」のおっさん。本物を見たのは上野の美術館だっただろうか。
イタリア・アッシジ。
この作品を観ただけで『ブラザーサン・シスタームーン』を語り合える。
そんな映画の友がいたなら、なんとも幸せなことなんだけれど。
印象派から現代まで。ほかにもたくさんの写真を収めておいた。
これは、本物を鑑賞した時のカタログ代わりにしておこう。
平日13時に入館して、休憩することもなく16時25分。
いつ来ても満腹感が得られる、貴重な美術館。すべてニセモノのくせに、この存在はありがたい。

「オスカーさん(←おいら)に教えたかったんですよ」
地元の佳き後輩が、写メを見せながら聞いてきた。

「御所、やしろの森って、知ってますか?」
《御所社の森》
知らなかった。
オスカーさんなら絶対に気にいってもらえる。そんな感じで背中を押してもらって、初めての御所
敷地面積3000坪に、平安ムードの神殿造りや私設神社社殿と鳥居、そして庭園。
クルマに乗っていた時に降っていた雨は、いつものように駐車場到着とともに止み、おいらを迎え入れてくれる。
誰もいない。
ひとり、ぶらぶらと歩きだしたら、掃除をしていたボーイが声をかけてくれた。
高級旅館として宿泊を受けていたけれど、昨年3月でその運営を中止して、いまは結婚式場と提携して、平安装束に身を包んだ新郎新婦ビデオ撮りのロケーションになっているらしい。希望なら結婚式も挙行する。

「大塚製薬の会長(?)が個人資産で作り上げた施設」で、贅の限りを尽くしている。大塚国際といい、その前面に建つ迎賓館といい、この御所社の森といい、大塚製薬の徳島貢献度が凄い。
神奈川に、これほどのメセナ活動をしている企業ってあったかな。(←ない)
フライトまでちょうど1時間ほど時間を残しておいた。
帰路のインター近く《御所の湯》で、地元じいさんたちと湯に浸かり、たった2日間の疲れを癒す。
次の狙いは高知、万太郎
■板門店ツアーのアメリカ人が軍事境界線越える 北朝鮮側で身柄確保か
(朝日新聞デジタル - 07月18日 21:03)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7493111
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