ギャラリー通いが頻繁になってアート作品無料鑑賞がルーティン。
その反動からか、鑑賞料金が2,000円越えの美術展に二の足を踏む最近
躊躇はしていたけれど、ついに重い身体を起こして向かった都美への道
その切っ掛けは洪水のようなテレビ番組。
『日曜美術館』『美の巨人』『ぶらぶら美術館』『BAEBAE美術館』、そして『アートフルワールド』までもが《マティス展》の大合唱
いつものようにコルビュジェと前川國男が、都美へのアプローチの如くに迎えてくれる。
混雑を覚悟はしていたけれど、平日のスイーツタイム。
コロナくんからスタートした日時制限が、心地よい程度の展示室へと入館者を歓迎してくれた。
《都美セレクション グループ展》
企画展だけ鑑賞して帰っていく富裕層とは違って、無料であれば併設の展示室で無料展覧会に寄り道する貧乏性タイプ
世に出る前の、或いは世に出ないままの若いアーティストたちの勝手気ままなセレクション。
作家さんがいれば、苦労話の一つも伺えるのだけれど、今日はその境遇にもなく、作家さんのネームを調べるほどには至らない。

アートレビュー
《マティス展》(東京都美術館)★5.
あらゆる浅薄なテクニックを駆使して100円引きのチケットをゲット。2,100円也。
それでもポンピドゥーに行くと思えば安いものだけれど、どうせ2,100円払うなら、その100倍を払ってもポンピドゥーに行ってしまいたいタイプ
現地なら撮影可能の作品も、どうやらシャッター禁止
「過疎地の mixi 掲載だけなら撮影OK

」と注意書きがされていたかどうか、もはや記憶にない。
自分とマティスとの出会いは2010年に訪れたシカゴ美術館。
ちょうど開催されていた回顧展がマティスだった。
当時の日記を紐解くと「特別展の《マチス》をゆっくり鑑賞。」のわずか14文字で彼の功績を表現している。
この時はスーラ鑑賞が圧倒的メインだったので仕方ない。
記憶を遡ると、マチスの印象は《赤》。正しい鑑賞眼である。
『コリウールのフランス窓』(1914)
『窓辺のヴァイオリン奏者』(1918)
赤くはないマティス。意外とお気に入りの2枚。
寒色系のマーク・ロスコとは考えすぎか
都美の展示室は1階から2階へと上がっていくと、これぞマティスなタブローが集まっていた。このフロアはミキサー以外でも撮影可。
メインビジュアルのタブローには多くの鑑賞客が立ち止まるけれど、それでも6,7人程度だから、しばらく待てばセンターポジションでの鑑賞が可能。
Eテレ『BAEBAE美術館』で談議されていた『赤いキュロットのオダリスク』(1921)。
「マル書いてチョン」のチェックは忘れない。
Musee national d art moderne へは2019年に初訪館。
その目的はレンゾ・ピアノの代表建築が主だったけれど、近代美術の豊富さに圧倒的な時間を費やしていた。
当時の日記を紐解くとマティスの表記はゼロ。
ダリの猥雑な作品評に終始している、だらしない川オスがいる。
マイベストマティスの2枚。赤だけではあらず。
ウクライナカラーの『黄色と青の室内』(1946)が、この時期は心に残る。
順路通りに、およそ70分の鑑賞を終えたのが16時30分。
階下へ戻り2周回目になると、展示室は2人、3人程度しか鑑賞客がおらず、まるで海外の美術館にいるような余裕ある雰囲気で、再びのマティスを味わった。
これで2,100円ならコストパフォーマンスは十分で、お釣りさえくる感覚。
国内からも竹橋や広島からの作品が届けられていた。再会が懐かしい。
このタイトルを大切な人に捧げたい。
そんな思いを残して、マティスに別れを告げる。
男女比率2:8
野獣的なマティスを真剣に鑑賞している女性を、ふと見返してみる。
やはり美術に造詣の深い女性陣は、みな美しい。
情報によるとポンピドゥーは2025年12月を最後に、5年間に及ぶ長期大改修へと入るとのこと。
結局は、また近いうちにポンピドゥーへと行くことになりそうだ

■映画料金2000円時代…年間鑑賞本数700本超の達人が教える「映画をお得に観るコツ」 各劇場のポイントカードは“必須”
(まいどなニュース - 06月23日 17:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=7462018
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