日本47都道府県の中で1度しか行ったことのない宮崎。
学生の時からスタートした『旅打ち』のお陰で3競オートのある都道府県は、複数回クリアを果たし、その後、美術館・建築物巡りが趣味に加わったお陰で、47都道府県制覇もかなり早めに達成していた。
2度しか行っていない県はどこだろうと考えてみると、おそらく福井が思い浮かぶ。
どうせ福井県。行ったことにしておけばいい
人生2度目の宮崎。
1度目は高天原の日本書紀処だけだったので、宮崎市は初上陸。
空港でレンタカーを拝借して、いざ、どげんかせんといかん。
日薩が令和5年 tripenart の事始め。
宮崎県が選ばれたのは《宮崎県立美術館》のリフォームが1月16日で完了し、リオープンされたこと。どんな所蔵展があるかも知らず、とにかくJALに乗り込んだ。
巨大な美術館前広場には、魅力的な彫刻の点在。
大きなチュッパチャプスを舐める女子。
塔頭部の活動拠点のひとつとなった安田侃の大理石作品。
屋内エントランスには ジャーコモ・マンズーの作品を見つけることができた。
そして、展示室へいく前室に堂々と、青木野枝のひとり占め。
『第3期コレクション展』(宮崎県立美術館)
金曜日の午前中。とにかく広い美術館には誰ひとり来場者がいない。
たくさんのスタッフに歓迎(自称)を受けながら、リニューアル記念のコレクション展は、驚きの入館料・無料。
無料という二文字が大好きなおいらは、早速、宮崎県が好きになった。
初めて鑑賞したと思われる作品が展示室に10数枚。
パウル・クレーの『ゴルゴダ』は、そのきめ細やかなジーザスとマリアが素晴らしかった。
所蔵作品ながら写真撮影不可。撮影可能はなぜかボナール『葡萄を持つ女』1枚。
その厳しい約束を守ったばかりに、マンズーの木彫『枢機卿』の美しさが遺せなかった。
枢機卿の瞳を見ただけで、仏像をモチーフにされたのではないかと判断できる鑑賞眼が、いつもながら素晴らしい。
宮崎県出身の英雄・瑛九には専用の展示室が与えられている。
この美術館コレクションの核となっているのが瑛九のシュールレアリスムで、従って、マグリットの名画2点もその路線によるもの(学芸員談)だそうだ。
そして、コレクション展特集《詩と彫刻》が、この美術館での最大のイベントとなった。
イタリアの彫刻家・ボナノッテ。
連作集『連続』の1枚目を観て、佐賀県の小さなミュージムに気が付く先生の存在が神々しい
どうしても、伺いたいことがあったので、セキュリティスタッフの力を借りて、学芸員に来室賜り、幾つかのQ&A
彼自身、久光製薬の存在を知らず、ますます先生の博識に磨きがかかる。

「この作品のアイテムは取り外しができるんですよ」と、内緒話も披露。
お互いに楽しいトーク時間を持つことができた。

「ところで、マグリットは公開せずですか?」

「2作品とも上でお休みをいただいております(笑)」と、上層にある所蔵個を指さし、明るく謝絶。

「その昔、六本木に来ましたよね?」と、マグリット国内最大の回顧展の話題を振り向けたら、

「そうなんです。お陰様でマグリットの1作品が、一番いい場所に掛けられたと聞いています」
もう宮崎県立美術館に行く日は来ないはずなので、いつか巡回でリニューアル後の横浜美術館にやってくることを願っておこう。
学芸員と話ができたことで鑑賞にも大きなインパクトを持っての初宮崎県立美術館。
お腹が減ったので、館内レストランでランチタイム。
知的障碍者の若者たちが、とても丁寧に大きな声を出して接客してくれた。
美味しかったよ、君の運んでくれた珈琲は
(つづく)
■「もう限界」移住失敗した男性の後悔 限界集落で起きた「うわさ話」
(朝日新聞デジタル - 01月26日 08:22)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7275789
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